こんばんは、社長の品川です。このブログを始めてからめっきり読書時間が減ってしまっている私ですが(笑)、喜多川泰さん著の「手紙屋」を、薦めて下さった方からプレゼントしていただき読んでみました! サブタイトルは~僕の就職活動を変えた十通の手紙~です…(^_^)
学習塾を創立し著作も手掛ける喜多川さんは、私と同じ1970年生まれ。一人でも多くの若者に素晴らしい人生を送ってもらうために、できることはないかと執筆活動を開始されたそうです。
本著の中では、大学4年で就活中の主人公が、「手紙屋」という聞きなれない仕事をする人物の存在を知り、彼と十通の文通をする中で自分の生き方を見つめ直し、大きな夢に挑戦していく様子が描かれています。
主人公は「手紙屋」さんからの十通の手紙から、
○自分の魅力や可能性は思っているより沢山あり、かつ世の中から必要とされていること
○人を味方にするには、人の幸せを考えた言葉を発することにより、人から必要とされる存在になること
○どんな会社にも安泰はなく、他力に頼らず自分が必要とされる存在になる必要があること
○思い通りになるまで努力を続けなければ、思い通りにならないこと
○チャンスはピンチ、ピンチはチャンス、乗り越えた逆境の数だけ人間は強くなれること
○人間も法人も同じ「人」であり、就職は人生でつき合う「人」探しであること
○法人が生き続けるには、長期間にわたって多くの人から必要とされ続けることと、収入の範囲内で生活すること
○自分に向いているかどうかは、やってみないとわからない、ワクワクする目標を持った会社に入るべき
○夢を実現するためには、遠回りのように見えても目の前にあるものに全力を注いで生きることと、人生の目標を見定めること
○会社の目的も人生の目的も、世の中の多くの人たちを幸せにすること、その結果としての報酬は多い方がいい
○夢は大きい方がいい、そのために乗り越えなければならない壁も高い方がいい、その結果幸せになれる人全員があなたの応援団
○止まっている人は止まり続けようとする、動いている人は動き続けようとする、転がる石に苔はつかない
○失敗した人は才能を理由に挙げるが、成功した人は情熱を理由に挙げる、勇気を持って「行動」に移す
ということを学びますが、これは就活生にとどまらず、私のような経営者のはしくれにも全く当てはまることで、本文中にもありますが、人生の本当の夢、目標を持った時こそが、いつであってもその人の人生のスタートなのだと思います。
就活生以外のみなさんにも、自己啓発に、組織運営・人材育成の指針に、また日常に疲れた時の心の清涼剤に、お薦めの一冊です(^_^)