KNBふるさとスペシャル「Forefront とやまの医療最前線2014」を視聴して

こんばんは、社長の品川です。今日は、今月のKNB番組審議会の合評番組、KNBふるさとスペシャル「Forefront とやまの医療最前線2014」を視聴しての、感想を書かせていただきます! 医療関係の専門知識のない私ですが、高い使命感を持って最新の医療技術に取り組まれる、県内医療関係者の方々の熱い想いが伝わる素晴らしい番組でした(^_^)

20140406-000036.jpgみなさん、「低侵襲(ていしんしゅう)」っていう言葉をご存知ですか? 低侵襲とは、短い時間でなるべく体に傷を残さない手術治療のことで、近年目覚ましい医療技術の進歩が見られます(^_^)

映像の世界の話だと思っていた「ハイビジョン3D」技術が内視鏡システムに使われていたり、透視技術を備えたハイブリッド手術室や、手術支援ロボットが登場したりと、最先端の医療技術が紹介されています! 県立中央病院では、低侵襲医療設備を備えた新病棟の建設が、2016年度の完成を目指して進められています(^_^)

また富山大学附属病院で研究されている、これまで棄てられていた羊膜(ようまく)を利用して、痛んだ細胞の早期再生を図る「再生医療」は、最近有名な「ES細胞」や「iPS細胞」にも勝る優れた点があり、乾燥羊膜販売の事業会社が設立されるなど、研究の事業化も進んでいます! さらに、難病といわれる「パーキンソン病」を克服する、脳深部刺激療法も同病院で研究が進められています(^_^)

また高齢化が進む県内地域における「在宅医療」への取組みや、いわゆる「受入拒否」問題に対する県立中央病院の緊急医療への対応など、県内医療の現状を広角的に分析し紹介した、意欲的な番組でした! 予算の確保や技術支援など、行政・民間の枠を超えた英知を結集する必要性を、強く感じました(^_^)