こんばんは、社長の品川です。今日は、KNBふるさとスペシャル「Youth ~青春の詩2014~」を視聴した感想を書かせていただきます。今月の番組審議会の合評番組になります。
今回のふるさとスペシャルは、私の母校でもある富山中部高校の体育大会を題材として取り上げ、誰もがそれぞれの思い出の中で自分を見つめ直すことのできる、熱き青春時代をドキュメントしています。
折しも富山中部高校は新校舎建築の真っ最中で、卒業生の青春の思い出の詰まった旧校舎の取り壊しと、代々受け継がれている伝統の学校行事とを重ね合わせながら、それぞれの青春時代を振り返らせてくれます。
受験のプレッシャーなど将来の不安と闘いながら、多感な年ごろの若者が悩み、考え、喜び、笑い、そして涙する光景は、そのような経験の有無に関わらず、また年代を問わず、人の心を打ちます。
また純粋な若者がひたむきに何かに打ち込む姿は、結果の良し悪しに関わらず、人の感動を呼びます。そして自分の忘れていた何かを、また自分の原点を、思い出させてくれます。
自分の夢や目標に向かって、熱く努力することの美しさ、そして結果に涙し、感動することの素晴らしさは、大げさに言えば生きることの意義や目的を、私たちに再認識させてくれます。
高校スポーツもまた然りですが、一度しかない青春の群像は、私たちの心の琴線に触れて、明日への活力を与えてくれます。
番組視聴後、何か清々しい気持ちになったと同時に、切なくほろ苦い思い出も、まるで昨日のことのように思い出させてくれる番組でした。