本日は「豊田綱領」についてです。

「豊田綱領」とは、トヨタグループの創業者である豊田佐吉氏の考え方を、豊田利三郎氏、豊田喜一郎氏が中心となって整理し、成文化したもので、豊田佐吉氏の5回目の命日にあたる1935年(昭和10年)10月30日に発表されました。

一、上下一致、至誠業務に服し、産業報国の実を挙ぐべし

一、研究と創造に心を致し、常に時流に先んずべし

一、華美を戒め、質実剛健たるべし

一、温情友愛の精神を発揮し、家庭的美風を作興すべし

一、神仏を尊崇し、報恩感謝の生活を為すべし

この「豊田綱領」は、その後トヨタグループ各社に受け継がれ、現在もトヨタグループ創業の理念として大切にされています。

ちなみに品川グループの「社是」も、創業者品川忠蔵が亡くなった際に、当時取締役だった未亡人の品川明子が、品川洋一郎取締役ら当時の経営幹部と共に、創業者の遺訓として起草したと聞いています。

我々は和を以て 誠実なサービスで信用を築き 愛社精神に徹しよう

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。