本日は「研究と創造に心を致し、常に時流に先んずべし」についてです。

今日は「豊田綱領」の第ニ項、「研究と創造に心を致し、常に時流に先んずべし」について、お話したいと思います。

この項は、現在のトヨタグループでは以下のように解釈されています。

◯今日よりも明日がよくなるように改善を重ねる。その先にイノベーションがある。

◯本当の改善とは、仕事のやり方を変えること。大変革の時代を生き抜くためには、時代の変化を先取りして、自らの仕事のやり方を変えていかなければならない。

今まさに「DX(デジタルトランスフォーメーション)」の時代を迎えていますが、いわゆるデジタル化には、

①単なるペーパーレス化である「デジタイゼーション」

②仕事のプロセスをデジタル化する「デジタライゼーション」

③デジタル化により、仕事のやり方(仕組み)自体を変える「デジタルトランスフォーメーション」

の3段階があると言われる中で、豊田綱領の第二項は既に、DX(デジタルトランスフォーメーション)の時代を予見していたことになります。

そして何より、この「常に時流に先んずべし」っていう言葉の響きが、メチャメチャかっこいいですよね!

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。