前回は豊田綱領の第五項にある「報恩感謝」についてお話しましたが、その中で必ずしもご恩を受けた方々に「恩返し」できずとも、また別の人々に「恩送り」していきたいと申し上げました。
例えば私たち現役世代は「苦労に苦労を重ねた先人」のみなさんに直接「恩返し」することはできませんが、そのご恩を次の世代や目の前の後輩たちに「恩送り」することはできます。
親の恩、先輩や師匠からの恩、お客さまや職場の仲間からの恩、私たちはたくさんの恩を受けて日々の人生を送っていますが、感謝の思いを込めて「恩返し」ないしは「恩送り」していきたいものですね。
お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。