前回は「他人と過去は変えられない」とは決して諦めることではなく、「自分を変えること」によって他人の内発的な変化や過去の解釈をを肯定的に変えるなど、「未来を変える」ことにつなげていくことであるとお伝えしました。
ではなぜ「他人と過去は変えられない」が、一見諦め(あきらめ)に聞こえてしまうのでしょうか?
私たちは身近な他人を強制や説得(外的コントロール)で「変えられる」と思ってしまっているからです。
また他人や過去の出来事に、自分自身が「コントロールされている」と思ってしまっているからです。
自分をコントロールできるのは自分だけであり、他人もそれは同じです。
私が今不幸なのは、あの元上司のせい、あの元カレ、元カノのせいと思ってしまいますが(実際許せませんが)、またあの言うことを聞かない部下はナメてるとか、あの変な上司サイテーとか思ったりしますが、そんな時こそ「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」を思い出していただき、自分をコントロールできるのは自分だけ、自分の人生の主導権を取り戻していただければと思います。
お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。