本日は「未来への約束」についてパート61です。

今日は「未来への約束」の第7章「経営の約束」の2ページ目第四段落の5回目です。

 

[ともにありたき姿]

事業が永続的なものとなるように、次の世代を育てていく。

 

前回は松尾芭蕉の「不易流行」という言葉を引き合いに、品川グループ105年間のモビリティを通して地域の発展を支えてきた「歴史と伝統を守るために、敢えて時代に合わせて変えていくこと」に挑戦することの意義をお話しました。

それでは、CASEやMaaSなどの新技術に、品川グループが取り組む意味は何なのでしょうか?

それはズバリ「自動運転」社会への対応です。

CASE(Connected, Autonomous, Sharing, Electricity)技術や、MaaS(Mobility as a Service)アプリは、全て「自動運転」のモビリティが街を普通に走る時代の、要素技術とサービスのプラットフォーム(基盤技術・動作環境)になります。

自動運転のモビリティが街を普通に走る時代が来ると、バス、電車、タクシー、レンタカー、そして自家用車の区分が次第に無くなっていき、街を時速20kmくらいで巡回するe-Paletteのような自動運転モビリティをスマホのアプリで呼んで、乗った距離分の料金をキャッシュレスで決済する時代が必ずいつか、早ければ意外と近い未来にやって来ます。

その時代のビジネスチャンスを巡る主導権争いが、もう既に始まっているのです。

我々トヨタグループは、自動運転電気自動車のe-Paletteと、MaaSアプリのmy routeで、その勝負に既に打って出ていますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。