本日は「エンゲージメント」についてパート8です。

前回まで「エンゲージメントの向上(働きがい改革)」の必要性についてお話してきましたが、もう一つ別の側面からエンゲージメントについて考えてみたいと思います。昨年から上場企業に「人的資本開示」が義務付けられました。これは上場企業が株式投資家に向けて開示する有価証券報告書の中に、7分野19項目の人的資本に関する情報開示を盛り込むことが求められたものです。具体的には、人材育成、エンゲージメント、採用・定着、ダイバーシティ、健康と安全、労働慣行、コンプライアンスの7項目で、特に「エンゲージメント」が規定されたことが特徴的であると言われています。これを受けて私が副会長を務める富山県経営者協会では、昨年の活動テーマを「エンゲージメント向上による現場力強化」とし、さらに今年は「人的資本経営による企業価値の向上」として、様々な活動に取り組んでおりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。