私たちのコミュニケーションを阻害する様々な恐れの第五回目は、「対立への恐れ」です。
人と異なる意見を表明することへの恐れは、誰しも感じるものです。
また、人の提案に対してNoと言うことへの恐れも、普通に感じるものだと思います。
でも、人と異なる意見を表明したり、人の提案に対してNoと伝えることは、決して相手にとって悪いことをしている訳ではありません。
真っ当な人にとっては、自分と異なる意見やNoの意思表明は、自分の考えを見直したり、より深めるためのチャンスにすることができますし、また反論・説得することで、自分の考えが正しいかどうかを検証することにもつながります。
後の喧嘩を先にしておくという場合も含めて、異なる意見やNoはコミュニケーションをより深めるきっかけになりますので、決して対立を恐れずに、勇気を持ってコミュニケーションに取り組んでください。
お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。