本日は「人的資本経営」についてパート6です。

前回は、従業員300人未満企業の2024年3月卒の求人倍率は6.19倍であるのに対して、従業員300人以上5千人未満企業の求人倍率は1.14倍、従業員5千人以上企業の求人倍率は0.41倍と、企業規模が大きくなるほど採用力が高くなっている現状をお伝えしました。

また品川グループが将来にわたり優秀な人財を採用するためには、上場企業さんに負けないレベルの人的資本経営を実現する必要があることをお話しました。

ここで改めて「人的資本」の定義を確認すると、先進38ヶ国の経済に関する国際機関である経済協力開発機構(OECD)の定義によれば、人的資本と「個人の持って生まれた才能や能力と、教育や訓練を通じて身につける技能や知識を合わせたもの」となります。

また日本の経済産業省の定義によれば、人的資本経営とは「人材を資本として捉え、その価値を最大限に引き出すことで、中長期的な企業価値の向上につなげる経営のあり方」となっています。

 

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