前回は、「キャリア自律」と対照的な考え方を「旧来のキャリア観」として対比すると、
「旧来のキャリア観」 → 主体は「組織」
「キャリア自律」→ 主体は「個人」
「旧来のキャリア観」 → 「権限・昇進」を重視
「キャリア自律」→ 「意志・成長」を重視
「旧来のキャリア観」 → 「肩書・給料」が中心
「キャリア自律」→ 「心理的成功」が中心
「旧来のキャリア観」 → 「組織の評価」が重要
「キャリア自律」→ 「働きがい・専門性」が重要
となることをお話しました。
つまり、旧来のキャリア観が「組織が理想的なキャリアのレールを敷いてくれていて、それに従うのが望ましい」であったのに対して、キャリア自律の考え方は「自らのキャリア構築とそのための学習を、主体的かつ継続的に取り組むこと」、言い換えると「一人ひとりの主体的かつ継続的なキャリアデザイン」ということになります。
お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。