みなさんは「先義後利(せんぎこうり)」という言葉をご存知でしょうか?
「義を先にして、利を後にす」とも読みますが、中国の古典「孟子」が出典の言葉で、何事も「人が守るべき道徳(義)を常に先に考え、利益(利)はその後で考える」という意味になります。
利益をあげる方法は様々にあると思いますが、何よりも大切なのは人としての信用であり、義と利が対立する場面においては、常に利よりも義を優先する姿勢が、長期的な組織発展には必要なことを表しています。
法令遵守(コンプライアンス)や、地球環境問題などSDGsへの主体的な取組み、また働き方改革や、様々なハラスメント防止が求められる現代の企業活動において、今一度「先義後利」の精神で、私たちの判断基準を見直したいと思います。
お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。