前回は別名ヘッドシップとも言われる「立場的リーダーシップ」と、立場に関わらず誰でも発揮できる「能力的リーダーシップ」についてお話しました。
では具体的に「能力的リーダーシップ」とは、どのように発揮したらいいのでしょうか?
例えば4人チームで一列になって山に登っているとします。
先頭の一番登山経験のある人は、登山道を間違えずに適切なペース配分で、他の3人の経験や体力も考えながらチームを引率します。
2番目の明るく陽気な人は、常に景色を見ながらみんなに絶景ポイントを伝えたり、疲れた時に面白いことを言ってみんなを笑かしたりして、チームを元気にします。
一方3番目の落ち着いて慎重な人は、常に冷静にチームを見て暴走・脱線やオーバーペースを監視します。
そして一番後ろの立場的リーダーは、全体の責任を負って3人の様子や天候などを見ながら、予定通り山頂を目指すかどうかの最終判断を行います。
このように「能力的リーダーシップ」はチームの全員がそれぞれ発揮することができ、チームを達成・成功へと導きます。
お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。