今日は「未来への約束」の第7章「経営の約束」の2ページ目第四段落の4回目です。
[ともにありたき姿]
事業が永続的なものとなるように、次の世代を育てていく。
前回は、105年間継続された社会に必要とされる品川グループの事業を、次の世代を育てることでしっかりと永続させていくことが、私たち現役世代の責務であることをお話しました。
それでは品川グループの事業を、これまで同様の形で継続していけばいいのでしょうか?
私は「不易流行」という言葉を座右の銘にしていますが、不易流行は俳句を芸術の域まで高めた松尾芭蕉の言葉で、私なりに解釈すると「歴史と伝統を守るために、時代に合わせて変えていくこと」になります。
松尾芭蕉は、庶民には難しかった五七五七七の日本古来の和歌、短歌の文化を、短縮形の五七五に季語を入れた俳句を芸術の域まで高めることで守ったと言われ、不易流行という言葉の語源になりました。
私たち品川グループの現役世代も、これまで105年間のモビリティを通して地域の発展を支えてきた歴史と伝統を守るために、敢えて時代に合わせて変えていくことに挑戦し、デジタル技術の進化によるCASEやmy routeのようなMaaS、またSDGsや働き方改革に積極的に取組み、不易流行を実践していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。