前回はZ世代の一般的な特徴についてご紹介しましたが、そこからZ世代が上司や先輩に求める傾向に、どのようにつながるのか考えてみたいと思います。
Z世代のみなさんは、物心がついた時からインターネット経由での情報収集やコミュニケーションを行うことができ、そこで様々な知見を広げたり欲求充足を行うことができるため、モノよりもコト(体験)重視、またリアルの世界ではコスパ・タイパ重視、そして炎上の怖さや様々な考え方の人がいることを知っているため、コンプライアンスやSDGs・DEIへの理解が進んでいます。
その結果、上司や先輩、また組織や会社に求める基準が高く、「より丁寧に指導して欲しい」、「上司や先輩もプライベートを大切にして欲しい」、「私たちの意見や要望を聴くだけでなく実際に動いて欲しい」、「叱られるのはいや」、「仕事の結果にばかりこだわり過ぎないで欲しい」など、マネジメントに対する「人的資本経営」の要求レベルが高くなっているのです。
お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。