こんにちは、社長の品川です。富山トヨタの社員向けメール6回目を転載します! ご興味のある方は、どうぞ(^_^)
みなさん、おはようございます。社長の品川です。
今年の1〜3月もあと残りわずか、目標の達成に向けて、全員で最後まで頑張っていきましょう。
さて今日は「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」という、最近ベストセラーになっている心理学者アドラーの言葉についてお話したいと思います。
今年1月の全国トヨタ販売店代表者会議においても、豊田章男社長がご挨拶の中でこの言葉を引用されていました。
最近私は、選択理論心理学という学問を学んでいますが、それによると人の「思考や行動」は、全てその人自身の判断(選択)によるものであり、他の人にはコントロールできないと考えます。
ですので「他人や過去」のようなコントロールできないものに自分の思考や行動をフォーカスするのではなく、自分でコントロール可能な「自分や未来」を変えることにより、他の人にも思考や行動を変えてもらえるように働きかけなければならない、という考え方です。
みなさん、イソップ童話の「北風と太陽」の話はご存知でしょうか?
お客さまへの営業も社内での部下育成も、初めはついつい北風(外的コントロール)を吹かせてしまいがちですよね。
でもそれではお客さまも部下も、一層コートを手で押さえて、心を閉じてしまわれます。
その時点において、このお客さまは買う気がない・この部下は自分に合わないから諦める、というネガティヴな思考や行動を選択するのも、
自分が北風から太陽に変わる(お客さまや部下が、自ら内発的に思考や行動を変えるという選択をする方法を、あの手この手で考える)というポジティブな思考や行動を選択するのも、
すべてあなた自身なのです。
営業が上手くいかない、部下育成が上手くいかない、とお悩みのみなさん、ひょっとして強引に相手を変えようと北風(外的コントロール)を吹かせて、逆に心を閉ざされてしまっていませんか?
そういう時はまず自分を変えてみて、お客さまや部下の望み(願望・上質世界)を聞いてみて下さい。
もちろんそれだけで上手くいくわけではありませんが、何か相手が自発的に変わってくれる接点や解決策が、見出せるかもしれません。
人に対する自分の望みをかなえたい時、まず相手の立場に立って考えてみる、その結果、実は自分の望みも早くかなえられる。
for you で生きることが、実はfor me で生きるより早く自分の望みをかなえられる。
与え続けることで、実はそれ以上のものが与えられる。選択理論心理学では、このように考えます。
まず「ありがとうございます」の言葉とともに、give-give-giveの精神で、すべてをポジティブに考えてみたらいかがでしょうか。
職業への自信、商品への自信、会社への自信、自分への自信、ちゃんと持ってますか?
あなたにはできる! 今月も最後まで頑張りましょう!!!