富山トヨタ社長メッセージ(5)16.2.26 何のために働く?

こんにちは、社長の品川です。富山トヨタの社員向けメール5回目を転載します! ご興味のある方は、どうぞ(^_^)

みなさん、おはようございます。社長の品川です。
今週もお仕事お疲れ様です。今月も目標の達成に向けて、全員で力を合わせて頑張りましょう。

さて前回のメッセージでは、「事実は一つ、解釈は無数」という話と、「ポジティブ・ネガティヴ」な考え方の違いについて、お話しました。
今回は、有名な経済学者ドラッカー博士の言葉について、お話したいと思います。

あるところに三人のレンガ積み職人さんがいました。
一人目の職人さんに「あなたはなぜレンガ積みをしているのですか?」と聞いた
ところ、「生活するために仕方なく」と答えました。
続いて二人目に同じ質問をしたところ「町一番のレンガ積みになって、お金を稼ぐため」と答えました。
次に三人目の職人さんは「私が積んだレンガで建物や橋ができて、町の人々が喜ぶ顔を見るのが楽しみで」と答えました。

さてみなさん、三人のレンガ積み職人さんのうち、誰が一番幸せだと思いますか?
「事実」として、三人とも同じ「レンガ積み」という仕事をしています。しかし「解釈」は、三人とも全く違います。

一人目の職人さんは、レンガ積みの仕事を、給料という対価に対する「代償」ととらえ、義務感のみでレンガ積みをしています。

また二人目の職人さんは、一番になってお金を稼ぐという「目標」はありますが、考えているのは自分のことばかりで(for me)、将来壁にぶつかって心が折れてしまったり、他者の協力を得られなかったりして、なかなか幸せにたどり着けないかもしれません。
周囲にも、同じように自分の都合と利益ばかり考える人が集まってしまうことでしょう。

一方、三人目の職人さんは、本心から人々が喜ぶ顔(笑顔)を見るのが楽しみと思い続けられればfor you)、きっと生涯幸せな人生を送ることができます。
人々の笑顔が仕事のモチベーションになり、同じような考え方の仲間が周囲に集まり、貢献と感謝の気持ちに囲まれた、愛に溢れた人生を歩んでいくことができるでしょう。

いかがですか?  今の私の話に対してどのように感じられたかが、今のあなたの仕事に対する「解釈」です。

一つの事実に対してどう解釈するのかは、その人個人の選択に任されています。
ポジティブに考えるのも、ネガティヴに考えるのも、あなたの選択次第です。
それを決めるのは、クルーのみなさん一人ひとり、あなた自身なのです。

私たちは、「仕事を通じて関係する全ての人々の幸せと発展に寄与する」という理念を掲げて、富山トヨタという同じ船に乗っています。
みんなで一緒に、何事もポジティブに考えて、
人々の「笑顔」を仕事のモチベーションにしてみませんか?

職業への自信、商品への自信、会社への自信、自分への自信、ちゃんと持ってますか?
あなたにはできる!  今月も最後まで頑張りましょう!!!