以前ある経済団体主催の講演会で、警視総監や内閣危機管理監を務めた警察庁OBの方のお話を聞く機会がありました。
内容は「危機管理のマネジメント」的なテーマだったと思いますが、その中で私が今も鮮明に覚えているのが「部下の進言は重要な参考情報」という言葉です。
組織のリーダーは常に判断と選択を求められますが、その中で部下からのメッセージは「重要な参考情報」として最大限の尊重をしつつ、最後は自身が責任を持って理念やビジョン、データやリスクに基づいて判断していくという、リーダーとしての基本姿勢を学ばせていただきました。
と同時に、私自身が誰かにメッセージする場合も常に「重要な参考情報」としてお伝えする様に心がけています。
自分をコントロールするのは他でもない自分自身であるという自覚と、他人は常に「重要な参考情報」を提供してくれる有難い存在として、感謝の気持ちを持つことが大切だと思います。
お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを仲間と共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。