今回のロシアのプーチン大統領が始めた隣国ウクライナへの侵略戦争は、現代社会においてはロシアにとっても国際社会にとっても、全く無意味な「国際法違反のテロ行為」であって、断じて許すことはできません。
ではなぜプーチン大統領ほどの経験豊富な人物が、このような判断ミスを犯すのでしょうか?
それは「他人は変えられる」と思っているからです。
ウィリアム・グラッサー博士の提唱する選択理論心理学においては、他人を力で変えようとする「外的コントロール」では「他人はコントロールできない」とされています。
武力行使という究極の「外的コントロール」を駆使したところで、国内外の人々は恐怖から従ったフリをするだけで、心の中では憎悪と反感しか覚えないことでしょう。
他人に与えられるのは「情報と体験」だけであって、自分が変わるか変わらないかは、本人の選択次第です。
繰り返しますが外的コントロールを使ったところで「他人は変えられない」ので、「有益な情報と価値ある体験」を提供して、本人自らの自己変革を促していきましょう。
さしずめプーチン大統領には、「反戦の国際世論」という情報と、「経済制裁」という体験でしょうか。
あと、仮に攻めてもあの国には勝てないと思わせる、経済力や外交力も含めた「国力」を、主権国家がみな備えることも大切だと思います。
お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを仲間と共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。