本日は「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」についてです。

前回は、他人はコントロールできないという前提に立ち、また仲間の多様性を受け入れ、その上でチームの進むべき方向性を間違えない正しい判断力、すなわち「ダイバーシティマネジメント」が、これからのリーダーシップには求められるとお伝えしました。

そこで大切なのが「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」という考え方です。

この言葉は、カナダの精神科医エリック・バーンという人が言った言葉ですが、「人は内発的に動機づけられて自ら行動を選択する」という、選択理論心理学に基づく考え方です。

「他人と過去は変えられない」とは、実はコントロールできない「他人と過去」に執着して命と同様に大切な時間を使うよりも、自分でコントロールできる「自分と未来を変える」ことに集中することによって、「他人に内発的な変化を促し、過去の解釈を前向きなものに変えていく」ことの大切さを説いています。

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。