本日は「稲盛和夫語録」についてパート2です。

前回は先週亡くなられた稲盛和夫さんの「会社を健全な発展に導くことを通じ、一人でも多くの人を幸せにすることが経営者の使命」という言葉をご紹介しました。

私は稲盛和夫さんの著書「生き方」と「考え方」が好きですが、今日はその中から「動機善なりや、私心なかりしか」という言葉をご紹介します。

人は常に何かしらの判断、選択をしながら日々生きていますが、時に自分や関係する人々の人生をも左右する、重大な決断をしなければならないことがあります。

特に会社の経営者・幹部ともなると、日々の判断や選択が会社の将来や従業員の人生を左右してしまうことがあり、その責任は重大です。

そのような重大なことを日々決断していくにあたって、指針となるのが「動機善なりや、私心なかりしか」という言葉です。

これは事の大小に関わらず、かけがえのない自分や大切な人々の将来に影響を与える決断をする場合において、この「動機善なりや、私心なかりしか」という言葉は、常に立ち返り自問自答することができる素晴らしい言葉だと思います。

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。