前回は、アンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)により女性の役割が限定されることで、女性活躍の機会が阻害されることをお話しました。
例えば、育児中の女性は残業や出張はできない、というアンコンシャス・バイアスがありますが、子育て中の女性と一言で言っても、残業や出張への対応は人それぞれです。
本人の考えを確認せずに、過度な配慮で残業や出張を避けていると、職務の幅や視野を広げる機会が損なわれている可能性もあるのです。
実際、三菱UFJリサーチ&コンサルティング社の「正社員の子育て女性に関する調査」2016年によれば、あらかじめ分かっている残業・あらかじめ分かっている残業時間にかかる研修は、約4割の子育て中の女性が対応可能と答えています。
お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。