本日は「すべて質問か提案だと考える」についてです。

毎年の新入社員研修で、私が必ずお話することがあります。それは、何を言われてもプロとして「すべて質問か提案だと考える」ということです。

社会人になると、お客様との商談や上司とのコミュニケーションにおいて、もちろんハラスメントは法令違反ですが、言われる方にとっては厳しい一言や、嫌な話があります。

その様な場合、すべての情報を相手の言い方や表情に関わらず、自分の成長のための「質問か提案」に変換して、受け取ることをお勧めしています。

例えば、お客様からのクレームや上司からの教育的指導について、「どうして私が言うようにやってくれないんですか?」という質問か、「もっとこうしたらいいと思うのですがいかがですか?」という提案だと考え、プロとして自分の成長や組織の発展に役立つことであれば、その言い方や表情に関わらず「ありがとうございます」ですし、反論が必要であれば、プロとして相手が理解できるようにしっかりと説明する、ということだと思います。

ちなみにこの「すべて質問か提案だと考える」ことは、社会人30年目を迎える私の成長にも未だに役立っています。コントロールできない他人の言動よりも、コントロールできる自分の考え方に集中し、幸せな人生を歩みましょう。

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを仲間と共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。