本日は「教えている人が一番成長できる」についてです。

先日、私が理事を務めている「富山県中学生ものづくり教育振興会」の理事会がありました。集まっているのは、県内ものづくり企業の社長さんや中学校の校長先生たちです。

この会の活動内容は、中学生に「ものづくり」の仕事に興味を持ってもらうために、①理科や技術家庭科の教材を贈呈したり、②ものづくり企業を見学してもらったり、③ものづくり企業が中学校の特別授業に講師を派遣したり、することです。

そこで話題になったのが、見学会や特別授業で講師を務める、ものづくり企業側の社員の人たちの話です。

みなさん最初は、準備の負担や慣れない人前でのスピーチに「何で自分が」という反応なのですが、中学生に話をした後はみなさんモチベーションが上がり、生き生きとされるそうです。

昨年の弊社の理念浸透研修で、成長の5段階に「知る→分かる→行う→出来る→分かち合う」があることを学びましたが、実は教わっている人よりも「教えている人が一番成長できる」ということを、ものづくり企業の経営者や学校の先生方は肌感覚で分かっておられました。

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。