本日は「リーダーシップ」についてパート4です。

前回は4人チームでの登山を例に、「能力的リーダーシップ」はチームのメンバー全員が、それぞれの個性や特長を活かして発揮することができることをお話しました。

それでは能力的リーダーシップは、個性や特長によって人それぞれ役割が予め決まっているのでしょうか?

私は能力的リーダーシップは、誰もが立場や肩書き、個性や特長に関わらず、状況に応じて臨機応変に発揮できるものだと思っています。

例えばミーティングの場が盛り上がらず、話がなかなか進まない場合に、誰かが意図的にたたき台となる意見を言って、仲間の発言を促すという能力的リーダーシップを発揮することができます。

また逆にチームで話が盛り上がり過ぎて、脱線したりリスクを軽視したりする恐れがある場合は、誰かが意図的に慎重意見を言って、議論の方向修正をすることもできます。

このように能力的リーダーシップは、その人の立場や肩書き、個性や特長に関わらず、チームや仲間に貢献するために、状況や場合に応じて臨機応変に発揮することができるものなのです。

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。