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本日は「上下一致、至誠業務に服し、産業報国の実を挙ぐべし」についてです。

今日から「豊田綱領」の各項について、お話したいと思います。

最初の「上下一致、至誠業務に服し、産業報国の実を挙ぐべし」ですが、これは「会社の上司も部下も一体となって、極めて誠実に仕事に取り組み、事業を通じて国家社会に貢献するための成果を挙げなければならない」ということだと思います。

この「産業報国」という言葉が私は大好きで、「事業を通じて国家社会に貢献すること」を理念として最初に掲げていることが、今日までトヨタグループが発展を遂げている礎(いしずえ)だと思っております。

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「豊田綱領」についてです。

「豊田綱領」とは、トヨタグループの創業者である豊田佐吉氏の考え方を、豊田利三郎氏、豊田喜一郎氏が中心となって整理し、成文化したもので、豊田佐吉氏の5回目の命日にあたる1935年(昭和10年)10月30日に発表されました。

一、上下一致、至誠業務に服し、産業報国の実を挙ぐべし

一、研究と創造に心を致し、常に時流に先んずべし

一、華美を戒め、質実剛健たるべし

一、温情友愛の精神を発揮し、家庭的美風を作興すべし

一、神仏を尊崇し、報恩感謝の生活を為すべし

この「豊田綱領」は、その後トヨタグループ各社に受け継がれ、現在もトヨタグループ創業の理念として大切にされています。

ちなみに品川グループの「社是」も、創業者品川忠蔵が亡くなった際に、当時取締役だった未亡人の品川明子が、品川洋一郎取締役ら当時の経営幹部と共に、創業者の遺訓として起草したと聞いています。

我々は和を以て 誠実なサービスで信用を築き 愛社精神に徹しよう

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本日は「第2象限」についてパート2です。

一昨日は第2象限(重要だけれど、緊急ではないこと)の大切さについてお話しましたが、もう少し具体的に説明させていただきます。

例えば、病気の治療が第1象限だとすれば、定期的に健康診断を受けて健康を維持することが第2象限になります。

また交通事故処理が第1象限だとすれば、常に安全運転を行うことが第2象限になります。

また別の言い方をすると、第2象限に取り組んでいないといつも第1象限に追われることになり、結果として第2象限に取り組む時間が無くなるという悪循環に陥ります。

このように第1象限の発生を未然に「予防」することこそが第2象限に取組むことの本質で、何事においても「予め(あらかじめ)」備えることが重要になりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「第2象限」についてです。

前回まで「斧を研ぐ」ことや「ピットイン」の重要性についてお話させていただきました。

これらのことは別の見方をすると「重要だけれど、緊急ではないこと」に分類されます。

縦軸に重要度、横軸に緊急度を取って物事を4つの象限に分けるとすると、「重要だけれど、緊急ではないことは「第2象限」になります。

私たちは日々、第1象限である「重要かつ緊急なこと」に最優先で取り組まなければなりません。例えば斧で木を切ることや、自動車レースでコースを周回することです。

ただ第1象限ばかりに取り組んでいると、目先の近視眼的なことばかりに時間を取られて、本来取り組まなければならない重要なことが疎かになってしまいます。

この第1象限(重要かつ緊急なこと)と、第2象限(重要だけれど、緊急ではないこと)のバランスを、いかに「第2象限」を中心に考えていけるかが、仕事においては特に大切だと思います。

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「ピットイン」についてです。

前回は「斧を研ぐ」ことの重要性について、インディアンの伝承やリンカーンの言葉を引用してお伝えしました。

また「斧を研ぐ」と似た意味の言葉に、自動車レースにおける「ピットイン」があります。

F1やル・マンなどの自動車レースにおいては、周回コースを走り切るタイムを競っているにも関わらず、何度か敢えて「ピットイン」を行い、タイヤ交換をしたり燃料を補給したりしてクルマの状態を整え(調え)ます。

それはずっと「ピットイン」無しで走り切るよりも、敢えてレースの途中で何度かクルマを止めて「ととのえる」ことが、最終的に早くゴールするために必要なことを表しています。

自分やチームがあるゴールに向かって走っている時に、休まず気合と根性で走り切るよりも、適切な「斧研ぎ」タイムや「ピットイン」タイムを取って、最終的に早くゴールすることを戦略的に考えていきましょう。

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「斧を研ぐ」についてです。

アメリカのインディアンの諺(ことわざ)に、「雨の日は斧を研ぐとき」という教えがあるそうです。

木こりは森に行って木を切ることが仕事な訳ですが、斧で木を切り続けるだけでなく、「斧を研ぐ」ことが重要であることを知っています。

またアメリカ大統領を務めたリンカーンは、「もし8時間、木を切る時間を与えられたら、そのうち6時間を私は斧を研ぐのに使うだろう」と言いました。

これは「事前準備の大切さ」を伝えた言葉で、どんなに能力があっても事前準備をしっかり行わなければ、目指す成果をあげられないという戒めを表しています。

また加えて、あるタスクを与えられた時に、予め(あらかじめ)行う時間配分の大切さについても示していると思います。

ある仕事に対して時間を与えられたときに、成果の最大化に向けてどのようなスタンスで臨むのか、リンカーンの「もし8時間、木を切る時間を与えられたら、そのうち6時間を私は斧を研ぐのに使うだろう」を参考に、何事にも取り組みたいと思います。

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本日は「守・破・離」についてです。

みなさんは「守・破・離」という言葉を聞かれたことがありますでしょうか?

この「守・破・離」は、茶道を完成させた千利休という人の教えにもある言葉で、伝統芸能や武道における成長のあり方、学ぶ姿勢を表しています。

つまり、まずは基本の型をしっかりと学び、徹底的に身につけることによって、師の教えや流儀を「守る」ことからスタートし、

続いて経験を積むにつれて、他の流派の教えなども取り入れて、自分に合うように基本の型を「破って」いき、

最終的には基本の型を「離れて」、独自の高い技能を確立していくことを表しています。

ここで大切なのは、あくまでもスタートは基本の型をしっかりと身につけ、守ることが重要だということです。守→破→離の順番が大切なのです。

先ずは基本の型をしっかりと身につけているから、「型破り」ができるのであって、基本の型ができていないのに自分勝手なことをすれば、「型無し(形無し)」になってしまいますので注意が必要です。

仲間との関係において、学ぶ側、教える側のそれぞれ両方の立場に立つ場合があると思いますが、日本古来の教えである「守・破・離」の考え方を、常に意識したいものですね。

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本日は「先義後利」についてです。

みなさんは「先義後利(せんぎこうり)」という言葉をご存知でしょうか?

「義を先にして、利を後にす」とも読みますが、中国の古典「孟子」が出典の言葉で、何事も「人が守るべき道徳(義)を常に先に考え、利益(利)はその後で考える」という意味になります。

利益をあげる方法は様々にあると思いますが、何よりも大切なのは人としての信用であり、義と利が対立する場面においては、常に利よりも義を優先する姿勢が、長期的な組織発展には必要なことを表しています。

法令遵守(コンプライアンス)や、地球環境問題などSDGsへの主体的な取組み、また働き方改革や、様々なハラスメント防止が求められる現代の企業活動において、今一度「先義後利」の精神で、私たちの判断基準を見直したいと思います。

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本日は「イチロー選手は毎年バッティングフォームを変える」についてです。

以前のトヨタイムズで、当時マリナーズのイチロー選手が、豊田章男社長とマツコデラックスとのトークの中で、「毎年バッティングフォームを変える」話をされていました。

「毎年バッティングフォームを変える」のは、大変リスクがあるし、勇気がいることだと。

でも「変わらない」ということは、何も進歩しないことだし、そこから改善も生まれないのだと。

自分の肉体も年々変化するし、相手ピッチャーも研究して攻め方を変えてくるのだから。

これは決して、野球のバッティングフォームだけの話ではありませんよね。

「変わらない」ということは、一見リスクが無いように見えて、時間とともに衰退することを意味していると思います。

「イチロー選手は毎年バッティングフォームを変える」のは、要はどこまで自分やチームの仲間を大切にしているか、ということの表れだと思います。

変わらなきゃ!

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「チャンスはピンチの顔をしてやってくる」についてです。

私が「チャンスはピンチの顔をしてやってくる」というイギリスの元首相チャーチルの言葉を聞いたのは、以前出席したトヨタ名古屋自動車大学校の卒業式での、当時の校長先生のご挨拶でした。

ピンチ(苦しい状態)はなるべく避けたいものですが、後で振り返るとそのピンチのおかげで成長することができた、またきっかけはピンチを脱出するためだったけど、結果的にそのおかげで変わることができて良かった、ということがよくあるものです。

大切なのは物事の捉え方で、苦しい状態をピンチとネガティヴに考えるのではなく、これは大きなチャンスが訪れたとぜひ「ポジティブ」に捉えましょう。

そして新年度もピンチに逃げることなく立ち向かい、ピンチをチャンスに変えてお互い成長していきましょう。

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