カテゴリー別アーカイブ: Diary

本日は「前輪が理念、後輪が利益」についてです。

以前の社長メッセージで、渋沢栄一の「論語と算盤」と、二宮尊徳の「道徳と経済」の話をご紹介しましたが、今週号の日経ビジネスの巻頭インタビューで、セコムの会長さんが自転車で言えば「前輪が理念、後輪が利益」という話をされていました。

曰く、「私はこの(理念と利益という会社経営の)両輪を、自転車のイメージで捉えています。前輪が理念、後輪が利益。ハンドルで操作する前輪で行き先を決め、ペダルにつながった後輪が推進力を生む。理念だけでは進まないし、利益だけでは方向が分からないのです。この順序が重要で、あくまでも理念が先です。」

つまり、会社経営において「理念と利益」は自転車の両輪で、「前輪の理念」で進む方向を決めて「後輪の利益」で前に進む力を生む。

「前輪が理念、後輪が利益」とは、経営には理念と利益の両方が必要で、かつ理念が先で利益が後ということを肝に銘じたいと思います。

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを仲間と共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「二宮尊徳」についてです。

薪を背負って読書をする像で有名な二宮金次郎さんですが、歴史上は農政家の「二宮尊徳」として知られています。

二宮尊徳は江戸時代に小田原の貧しい農家に生まれ、苦学して育ち、後に小田原藩の農政の再興や、農村の再建に力を発揮して、晩年には幕府に召し抱えられるまでになります。

そんな二宮尊徳さんの言葉に、「道徳なき経済は罪悪であり、経済なき道徳は寝言である。」というものがあります。

昨日の渋沢栄一の「論語と算盤」と同様に、道徳(理念)と経済(利益)はクルマの両輪であり、どちらかだけでは経済社会は成り立たないと説かれたものです。

私たちも「三方よし」の経営理念と、「売上・利益」といった業績を兼ね備えた企業体を目指して、これからも頑張っていきましょう。

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを仲間と共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「信頼せねば、人は実らず」についてです。

三日連続の山本五十六の言葉ですが、実は三の句もあるんです。

それは「やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」です。

そのままでもよく分かりますが、敢えて言い換えると「取り組んでいる姿を感謝の心を持って見守って、信頼してあげなければ、人は大成しないでしょう」という感じでしょうか。

リーダーや職場の先輩のみなさん、メンバーや後輩に関わる自分のあり方として、

「やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」

という人の上に立つ者としてのあり方、姿勢を常に意識して、仲間に接してみてください。きっとその心が伝わり、仲間は自ら成長してくれるはずです。

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを仲間と共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「任せてやらねば、人は育たず」についてです。

昨日に続き山本五十六の言葉ですが、実は「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」には続きがあります。

それは「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず」です。

現代語に訳すと「しっかりと話し合い、意見を傾聴して承認し、任せてあげなければ人を育てることはできないでしょう」という感じでしょうか。

改めてリーダーや職場の先輩のみなさん、メンバーや後輩との日々の関わり合いの中で、

「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず」

のスタンスで、愛情を持って仲間を見守ってみてあげてください。きっと期待に応えてくれるはずです。

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを仲間と共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「ほめてやらねば、人は動かじ」についてです。

本日も新人研修ネタですが、みなさんは、山本五十六(いそろく)連合艦隊司令長官の言葉、「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」をご存知でしょうか?

現代語に訳すと「まずは自分でやって見せて、次にしっかりと説明して実際にやってもらい、できたらほめてあげなければ人を動かすことはできないでしょう」という感じでしょうか。

ぜひリーダーや職場の先輩のみなさん、メンバーや後輩との日々の関わり合いの中で

「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」

のスタンスで、愛情を持って仲間に寄り添ってあげてみてください。きっと何かが変わると思います。

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを仲間と共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教える」についてです。

本日も新人研修ネタですが、育成する側のあり方として「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教える」というスタンスが重要だと思います。

とかく私たちはある仕事を未経験の部下や後輩に対して、「やり方を教える」のではなく「代わりにやってしまう」ことがままあります。

実際その方が短時間で正確な仕事ができるし、やってもらう方も課題を楽に解決できるかもしれません。

しかしそれでは部下や後輩は育たないし、逆に依存心が生まれ成長の機会を奪ってしまうことにもなりかねません。

時間はかかりますが「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教える」ことが、人財育成の基本的なあり方であり、部下や後輩への本当の意味での愛情なのだと思います。

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを仲間と共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「すべて質問か提案だと考える」についてです。

毎年の新入社員研修で、私が必ずお話することがあります。それは、何を言われてもプロとして「すべて質問か提案だと考える」ということです。

社会人になると、お客様との商談や上司とのコミュニケーションにおいて、もちろんハラスメントは法令違反ですが、言われる方にとっては厳しい一言や、嫌な話があります。

その様な場合、すべての情報を相手の言い方や表情に関わらず、自分の成長のための「質問か提案」に変換して、受け取ることをお勧めしています。

例えば、お客様からのクレームや上司からの教育的指導について、「どうして私が言うようにやってくれないんですか?」という質問か、「もっとこうしたらいいと思うのですがいかがですか?」という提案だと考え、プロとして自分の成長や組織の発展に役立つことであれば、その言い方や表情に関わらず「ありがとうございます」ですし、反論が必要であれば、プロとして相手が理解できるようにしっかりと説明する、ということだと思います。

ちなみにこの「すべて質問か提案だと考える」ことは、社会人30年目を迎える私の成長にも未だに役立っています。コントロールできない他人の言動よりも、コントロールできる自分の考え方に集中し、幸せな人生を歩みましょう。

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを仲間と共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「批判をされた人は成長できる」についてです。

サッカー日本代表が、先日のワールドカップアジア最終予選のオーストラリア戦で見事な勝利を収め、11月の本戦出場を決めました。

当日DAZNで解説していた岡田武史元日本代表監督が、当初負けが先行して12敗になり、解任説も報道された日本代表の森保監督を食事に誘って、「批判をされた人は成長できる。批判をする人は成長できない。批判をする人は自分の成長の機会を投げうってまでも、成長の機会を与えてくれているのだから、感謝しなければならない。」と伝えた話が、個人的に刺さりました。

何事もすべて捉え方の問題で、12敗になったところで否定的な考え方の人は「もうダメだ」、一方で肯定的な考え方の人は「まだ可能性がある」だし、激しいバッシング・批判にさらされても、「批判をされた人は成長できる」と考え、「批判をする人に感謝」することまでできれば、それまで最善を尽くしてさえいれば何の問題も無いと思います。

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを仲間と共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「県内プロスポーツチームの応援」についてです。

本日ボールパーク高岡で開催される富山GRNサンダーバーズのホーム開幕戦では、トヨタモビリティ富山は試合前のタカさんとゴルゴ登場の演出などでお手伝いさせていただきます。

また昨日今日と、黒部アクアフェアリーズのパブリックビューイングを魚津ショールームで開催しています。一部リーグ残留に向けて負けられないアクアを、これからもしっかりと応援させていただきます。

そして先週金曜日には、今シーズンから応援を始めた女子ハンドボールのアランマーレ富山のみなさんが、シーズン終了のご報告に来社してくださいました。

あともちろん今後も引き続き、J2復帰を目指すカターレ富山と、3シーズン連続のチャンピオンシップ進出に挑戦する富山グラウジーズを、しっかりと応援させていただきます。

県内プロスポーツチームの応援は、決して広告宣伝のためだけではありません。

地域のファンのみなさんや、スポンサー企業のみなさんと一緒に地元チームを応援することで、話題づくりも含めて地域を明るく元気に活性化するとともに、地域に寄り添い貢献する企業姿勢を明確にすることで、お世話になっている地域社会に感謝の思いを伝え恩返しをするためです。

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを仲間と共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「成長痛」についてです。

昨日まで、成長のゴールとしての「分かち合う」こと、また成長のあり方としての「おもてなし」についてお話しましたが、そもそも成長とは何でしょうか?

ここで厳密な言葉の定義をするつもりはありませんが、要するに「出来なかったことが出来るようになる」ことだと思います。

そのためには当然、学習や訓練、練習や修行が必要になりますが、それは決して楽なものではありません。

しかしどんな物事でも、いわゆる「成長痛」を味わわずして、達成・成就することはあり得ないのです。

であれば、豊かな人生を手に入れるためには何歳になっても、進んで「成長痛」を味わう必要がありますし、「成長痛」から逃げていては、決して豊かな人生は手に入らないのです。

自分自身のために進んで「代償の先払い」を行い、繰り返し「成長痛」を味わうことが、豊かな人生を手に入れるための必要条件になりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを仲間と共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。