本日は「サーバント・リーダーシップ」についてパート13です。

前回は、リーダーシップは立場的リーダーと能力的リーダーの誰もが発揮できるものであり、またその人の個人的なキャラクターに関わらず、チーム内の状況に応じて適切に役割を演じたり果たしたりすることができるものであることをお話しました。

例えば、立場的リーダーを務める場合には、積極的にメンバー全員とコミュニケーションを取ってチームの目的・目標を共有し、常に先頭に立ってメンバーを引っ張る姿勢が求められます。

またチームを元気にする能力的リーダーを務める場合には、常にポジティブな言動を意識的に行い、ネガティブになっているメンバーに対しても積極的に関わり、寄り添う姿勢が求められます。

一方チームを冷静に落ち着かせる能力的リーダーを務める場合には、常に一歩引いてチーム全体を冷静に観察し、目的・目標に向かってチームが正しい方向に進んでいるかどうか、落ち着いて分析する必要があります。

そしてチームのベテランとしてアンカーを務める場合には、立場的リーダーを陰に陽に支えつつ、常に立場的リーダーの判断を正確にする努力と姿勢が求められます。

野球やサッカーなどのチームスポーツをされたことがある人は理解しやすいと思いますが、チームの中で自分が置かれた立場と役割を常に意識して、チームの目的・目標の達成のためにメンバー全員が最善を尽くすことを、真のチームワークと呼ぶのだと思います。

 

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「ふれあいグリーンキャンペーン植樹式」についてです。

本日、高岡市戸出東町公民館にて「第48回トヨタモビリティ富山ふれあいグリーンキャンペーン植樹式」を開催しました。

植樹したのは、先月16日に富山県に寄贈させていただいたサクラの苗木100本のうちの10本で、品種はジンダイアケボノになります。

当日は前日の大雨から打って変わっての快晴となり、会場には多くの地域のみなさんにもお集まりいただいて、植樹式を開催することができました。

前身の富山トヨペット時代からの48年間で、累計4,700本のサクラを県内に植樹させていただきました。これからもトヨタモビリティ富山は、県内のカーボンニュートラル、そして花と緑にあふれる郷土(ふるさと)富山の実現に向けて、微力ながら貢献してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「サーバント・リーダーシップ」についてパート12です。

前回は、リーダーシップとは「チームの目的・目標の達成に向けた、周囲に対する肯定的な影響力」のことであり、チームの中で立場的リーダーと能力的リーダーの誰でも発揮できるものであることをお話しました。

一つの例として、4人で山を登っていたとします。

先頭の一番登山経験が豊富な今日の立場的リーダーが、天候やコースの状況を見ながら的確にメンバーを先導します。

続いて2番目を歩くユーモアに溢れたメンバーが、みんなを笑かしながら体力的に疲れた状況でも明るい雰囲気を演出します。

一方3番目を歩くいつも慎重で落ち着いたメンバーが、ついノリノリで脱線しそうになる先頭の2人に冷静な判断を求めます。

そして一番後ろの人生経験豊富なベテランのメンバーが、全体を見ながら的確なアドバイスをメンバー全員に与えます。

このようにリーダーシップは立場的リーダーと能力的リーダーの誰もが発揮できるものであり、またその人の個人的なキャラクターに関わらず、チーム内の状況に応じて適切に役割を演じたり果たしたりすることができるものなのです。

 

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「サーバント・リーダーシップ」についてパート11です。

前回は、心理的安全性やサーバント・リーダーシップにおいては、リーダーとメンバーが議論やコミュニケーションにしっかりと時間をかけることが重要で、チームとしては月一回の「全員ミーティング」を、またリーダーとメンバーの間では定期的な「1 on 1ミーティング」を行うことが必要だとお話しました。

ところで、これまでのサーバント・リーダーシップの話を「これはリーダーが考える話で、メンバーである自分は関係ない」と思っておられる人はいませんでしょうか。

以前のこのブログでもお伝えしましたが、リーダーには「立場的リーダー」と「能力的リーダー」がいて、リーダーシップはチームの中で誰でも発揮できるものであったはずです。

また同じく「リーダーシップ」の定義を思い出すと、「チームの目的・目標の達成に向けた、周囲に対する肯定的な影響力」のことであったはずです。

みなさん、リーダーシップはチームの中で誰でも発揮することができます。立場的リーダーとたくさんの能力的リーダーが力を合わせて、働きがいと達成感にあふれるチームづくりを行いたいものですよね。

 

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「サーバント・リーダーシップ」についてパート10です。

前回は、心理的安全性やサーバント・リーダーシップにおいては、決してリーダーはメンバーの気兼ねのない自由な発言を全て受け入れる必要はなく、内容によってはしっかりと反論し、チームのルールや組織の理念・ビジョン・指針・方針に基づいて、遠慮なく正しい方向へ「説得」する能力を磨くことが大切になってくるとお伝えしました。

ここで重要になるのが、リーダーとメンバーが議論やコミュニケーションにしっかりと時間をかけるということです。

これが実はなかなか難しく、リーダーもメンバーも日々本当に忙しいため、そのような時間は計画的に作らなくては捻出することができません。

そこで最近のマネジメントでは、チームとしては月一回の「全員ミーティング」を、またリーダーとメンバーの間では「1 on 1ミーティング」を定期的に行うことが必要と言われており、当社でもES向上に向けて今後両方に取り組んでいきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「サーバント・リーダーシップ」についてパート9です。

前回は、サーバント・リーダーシップの具体的な行動の5つ目である「説得(Persuasion)」とは、組織の中で意思決定するにあたり、地位に基づく権限によってメンバーを従わせるのではなく、目的や背景・理由を説明したり意見を聞くなどのコミュニケーションをしっかりと行って、意見や解釈の相違がある場合には粘り強く交渉するなどメンバーの納得を得られるように努力していくことであるとお伝えしました。

ここで最近よく聞く話をお伝えします。社長が心理的安全性とかサーバント・リーダーシップとか言い出されてから、立場的リーダーの自分はみんなに遠慮して何も言えなくなってしまい、どうしたらいいのか困っているとのこと。

心理的安全性のテキストにも前回のサーバント・リーダーシップの説得の項にもありますが、決してリーダーはメンバーの気兼ねのない自由な発言を全て受け入れる必要はなく(但し一旦は傾聴してください)、内容によってはしっかりと反論し、チームのルールや組織の理念・ビジョン・指針・方針に基づき、遠慮なく正しい方向へ「説得」する能力を磨くことがが大切になってくるのです。

 

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「サーバント・リーダーシップ」についてパート8です。

前回は、サーバント・リーダーシップの具体的な行動の4つ目である「気づき(Awareness)」とは、物事を客観的に見て本質を見極めたり、今まで目を向けていなかったことに目を向けられるようになることであり、日々の様々な変化や自分の五感を通した新しい情報から気づきと学びを得て、自身や仲間の成長に貢献できるようになる能力であることをお伝えしました。

そして今回は、サーバント・リーダーシップの具体的な行動の5番目「説得(Persuasion)」についてお話したいと思います。

説得とは組織の中で意思決定するにあたり、地位に基づく権限によってメンバーを従わせるのではなく、きちんと説明したり意見を聞くなどして、メンバーの納得を得られるように努力していくことを言います。

この納得・説得が不十分であると、メンバーのモチベーションは下がっていくことが予想されます。

そうならないようにするためには、先ず組織の意思決定の目的や背景、理由をしっかりとメンバーに伝え、それがちゃんと伝わっているか双方向のコミュニケーションにより確認し、意見や解釈の相違がある場合には粘り強く交渉して理解を得る姿勢(=説得力)を身につけることが、リーダーシップには大切になってくるのです。

 

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「サーバント・リーダーシップ」についてパート7です。

前回は、サーバント・リーダーシップの具体的な行動の3つ目である「癒し(Healing)」とは、心を癒してくれたり、本来持っている力を回復させてくれたり、チーム内で欠けているものを補ってくれるリーダーシップであるとお伝えしました。

そして今回は、サーバント・リーダーシップの具体的な行動の4番目「気づき(Awareness)」について、お話したいと思います。

気づきとは、物事を客観的に見て本質を見極めたり、変化を察知したりする能力のことを言います。

また今まで目を向けていなかったことに、目を向けられるようになることでもあります。

この「気づき」の能力を身につけることにより、日々の様々な変化や自分の五感を通した新しい情報から、多くの気づきと学びを得て自身の成長につなげるとともに、仲間の成長にも貢献できるようになります。

ですのでぜひ日々観察眼を持って、周囲や仲間の状況や変化を的確に見極め、気づきを得たり気づきを促すことによって、自身や仲間の成長に貢献していきたいものですよね。

 

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「サーバント・リーダーシップ」についてパート6です。

前回は、サーバント・リーダーシップの具体的な行動の2つ目である「共感(Empacy)」とは、相手(メンバー)の話を理解して共感することに全力で取り組むこと、またメンバーは常にその時点の最善を尽くしていると考え、親身になって話を聞くことが大切であるとお伝えしました。

そして今回は、サーバント・リーダーシップの具体的な行動の3番目「癒し(Healing)」について、お話したいと思います。

リーダー自身も含めて、チームのメンバーが常に強い気持ちを持ち続けることは、大変なことです。時には落ち込んだり、傷ついたり、不安になったりすることもあると思います。

そんな時に、心を癒してくれたり、本来持っている力を回復させてくれたりするリーダーシップがあると、メンバーは心強いものです。

仲間を笑かして明るく元気にしてくれたり、チーム内で欠けているものがあれば自ら積極的に補おうとする姿勢も、サーバント・リーダーシップの大切な役割になりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「サーバント・リーダーシップ」についてパート5です。

前回は、サーバント・リーダーシップの具体的な行動の一つである「傾聴(Listening)」には、自分の内なる声を「セルフカウンセリング」することも含まれ、まず自分の願望を理解することが、他人(メンバー・後輩・友人・家族)の願望、内なる声を理解することにつながることをお伝えしました。

続いて今回は、サーバント・リーダーシップの具体的な行動の2つ目「共感(Empacy)」についてお話します。

相手(メンバー)の話を理解して、「共感」することに全力で取り組むこと、またメンバーは常にその時点の最善を尽くしていると考え、親身になって話を聞くことが大切になります。

これは常に相手に共感することで、メンバーとの心の距離を縮め、またメンバーの言動は常にその時点での最善であると考え、親身になって関わる(寄り添う)ことが、サーバント・リーダーシップの大切な行動の一つになりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。