こんにちは、Team TN86 Racingの”チームT”監督の篠原です。
今回は、12日におわらサーキットで行われた「モータースポーツフェス」を見学してきた様子をお伝えします。
今回の目玉はもちろんFMとやまの田島悠紀子さん・・・ではなく、日本が世界に誇るドライバー、脇坂寿一プロによる86 TRD Griffon Conceptでのサーキットアタックです。
まず、脇坂寿一プロを簡単に説明すると、とにかくすごい人です。詳しくはウィキペディアを見てください。次に86 TRD Griffon Conceptの説明を簡単にすると、エンジン・トランスミッションには、手を入れず、徹底した車両の軽量化・足回り・ボディー剛性などをTRDスタッフが総力を結集して公道・レースの制約を考えずに開発された車です。なんと車両重量は、1,007Kg!!、男性の大人2~3人分減量したことになるそうです。
このような、サーキットを走る為だけに生まれてきたスポーツカーに乗って脇坂プロがタイムアタックをするなんてTRDはなんて太っ腹でしょう。また、脇坂プロもこの車に乗るのは初めてということで、そのような光景を見られるなんて、運が良かったです。
結果は最速ラップが51秒台というタイムで走り抜けました。この記録は、おわらサーキットでの平均タイムが約1分程なので、かなり早いです。たかが9秒と思われるとは思いますが、このレベルになると1秒削るのもすごく大変なことなのです。また、もう一台用意していたTRDオプション仕様の86のタイムは56秒台でした。さすがにプロレーサーは、どんな車を乗ってもすごく早いと感じました。
このイベントの他にも86 TRD Griffon Conceptを開発した梨木さんの話も聞けてTeam TN86 Racingで使用する86をチューニングする上でのヒント??になるかも・・・・・・・・
ますます86ワンメーク車両の作成、参戦が楽しみになったひとときでした。