選択理論心理学の研修に参加してきました!

こんばんは、社長の品川です。先週、東京にあるアチーブメント社の3日間研修に参加してきました! 代表の青木さんの講演会も含めると、これで都合6回目の参加となります。うち3日間研修は今回で3回目です。

なぜ私が最近この会社の研修を受けているかというと、ベースとなっている「選択理論心理学」に非常に興味を持っているからです。簡単に言うと選択理論心理学は、「人の行動は、外部の刺激による反応ではなく、自らの選択である」という考え方に立っています。従来の心理学の「外的コントロール理論」に対して、「内的コントロール理論」とも言われます。

従来の心理学が立脚している「外的コントロール理論」では、人の行動、感情は、人や環境からの刺激に対して反応している、という考え方に立っており、例えば「批判する、責める、文句を言う、ガミガミ言う、脅す、罰する、褒美で釣る」というような働きかけで、人を動かそうとしてしまいます。

それに対して、選択理論心理学が立脚している「内的コントロール理論」では、人の行動は外部の刺激による反応ではなく、自らの選択の結果であるとし、例えば「傾聴する、支援する、励ます、尊敬する、信頼する、受容する、交渉する」といった働きかけにより、人を内発的に動機づけし、自ら変わる(行動を起こす)という選択を促します。

言い方を替えれば、「他人は力ずくでは(外発的には)変えられない」と考え、「他人が自ら(内発的に)行動を変えるという選択を促す」ために、自分の行動(働きかけ)を変えなければならない、と考えます。例えて言うなら、「北風と太陽」の寓話のようなイメージです。

そして自分を含めた「人」を内発的に動機づけするためには、人間の基本的欲求である、1.生存の欲求、2.愛と所属の欲求(良好な人間関係の欲求)、3.力の欲求(人に認められたいという欲求)、4.自由の欲求(経済的に満たされたいという欲求)、5.楽しみの欲求、を満たすことが必要で、また「上質世界」と呼ばれる人それぞれの基本的欲求のイメージが入った脳の中の世界に、その目的・目標(対象)が入っていなければ、人は動機づけされないと考えます。

ですから、自分や他人を動機づけするためには、その「上質世界」、言い換えれば「願望の世界」に、成功のイメージ(目標)をいかに高いレベルで持つことができ、それに向かって自ら努力することができるかどうか、が重要になってきます。

自分の場合は、いかに成功イメージ(目標)を高く持つことができるか、他人の場合は、その人の「上質世界」(願望の世界)に入り込み、その人が自発的に高い成功のイメージ(目標)を持ってもらうことができるか、を考えることになります。

また自分の人生を成功させる(目標を達成する)ためには、全ての事柄を肯定的に(前向きに)捉え、自分のイメージを高く持ち、途中でぶれないように土台(目指すゴール=自分の生きる目的)を固め、日々計画的に、短期・中期・長期の人生目標を達成して行くことが必要と考えます。

私はこれからの営業組織(小売・サービス業)はどうあるべきか、またその組織のトップとして、自分は何をしなければならないか、と日々考えている中で、この選択理論心理学と出会いました。「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」という、この選択理論心理学の研修の中で聞いた言葉が、特に印象に残っています。

私の場合の人生の土台・生きる目的は、先ずは品川グループ経営理念「今までもこれからも、私たち品川グループは、自動車および自動車関連事業を通じて、関係する全ての人々の幸せと発展に寄与していきます」であり、言い換えれば、「事業を通じて、縁ある全ての人々の、物心両面の幸せ(=経済的にも、精神的にも豊かであること)に貢献する人生」を、生涯ぶれずに送りたいと思っております。

今後とも、縁ある全てのみなさまの、私に対するご指導、ご鞭撻を、どうぞ宜しくお願い申し上げます。