本日は「ピットイン」についてです。

前回は「斧を研ぐ」ことの重要性について、インディアンの伝承やリンカーンの言葉を引用してお伝えしました。

また「斧を研ぐ」と似た意味の言葉に、自動車レースにおける「ピットイン」があります。

F1やル・マンなどの自動車レースにおいては、周回コースを走り切るタイムを競っているにも関わらず、何度か敢えて「ピットイン」を行い、タイヤ交換をしたり燃料を補給したりしてクルマの状態を整え(調え)ます。

それはずっと「ピットイン」無しで走り切るよりも、敢えてレースの途中で何度かクルマを止めて「ととのえる」ことが、最終的に早くゴールするために必要なことを表しています。

自分やチームがあるゴールに向かって走っている時に、休まず気合と根性で走り切るよりも、適切な「斧研ぎ」タイムや「ピットイン」タイムを取って、最終的に早くゴールすることを戦略的に考えていきましょう。

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。