前回は、心理的安全性の低い職場では、目的・目標の共有や、お互いの個性・人間性の理解が進まず、チーム力が低下してしまうことについてお話しました。
続いて本日は、心理的安全性の低い職場では「一部の人だけが積極的に発言し、他の人は萎縮してしまう」問題についてお話したいと思います。
心理的安全性が低い状況とは「意見のぶつかり合いを恐れて、何も言わなくなってしまうこと」でもあります。
その結果、その場の上位役職者や年長者、弁の立つ人、遠慮なく発言する一部の声の大きな人に発言が集中し、多様な発想やアイデアに乏しい偏った状況が発生してしまいます。
心理的安全性は、決して意見のぶつかり合いや、活発な議論・討論を否定するものではなく、大切なのは相手の発言内容と、人格や尊厳とは切り離して考えるという各人のスタンスだと思います。
お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。