本日は「サーバント・リーダーシップ」についてパート15です。

前回は、サーバント・リーダーシップの具体的な行動の6番目「方向性を示す(Conceptualization)」について、チームやプロジェクトの目的に基づく「ビジョン」や「基本的な方向性」をリーダーが示すことにより、チーム内で一貫性のある具体的な目標や計画、活動が生まれてくることをお伝えしました。

それではこの「一貫性」とは、どのようなことなのでしょうか?

例えば会社の理念が「三方よし」で、ビジョンが「三方よしを実現して、成果も含めて社会に認められる存在になる」なのに、一人ひとりの行動が「自分中心に考え、自分だけいい思いができればよい」では、とても一貫性があるとは言えません。

例えば品川グループ(TMT)の経営理念、経営ビジョンから「一貫性」のある行動とは、毎日のメッセージの最後に書いてある、

「お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えます。」

になりますので、どうぞよろしくお願いいたします。