本日は「サーバント・リーダーシップ」についてパート16です。

前回は、サーバント・リーダーシップの具体的な行動の6番目「方向性を示す(Conceptualization)」について、チームやプロジェクトの「目的」に基づく「ビジョン」や「基本的な方向性」から、一貫性のある具体的な「目標や計画・活動」が生まれてくることをお伝えしました。

ところで、そもそもリーダー自身の目的・目標の達成に向けた「一貫性のある」モチベーションは、一体どこから生まれてくるのでしょうか?

以前「未来への約束」を解説させていただいた際に、豊田章男会長の言われる「幸せの量産」や「自分以外の誰かのために」という基本的な考え方・方向性について、お伝えさせていただきました。

実はリーダーのモチベーションは、自分を主語にしている間は、どこかで息切れをしてしまいます。ないしは自分を主語にしている間は、自分さえ我慢すれば、目的・目標の達成をあきらめてしまうことが正当化されてしまいます。

常にメンバー、チーム、そしてもっと拡げて「社会」を日々のセルフカウンセリングの主語にすることで、燃え尽きることのないリーダーのモチベーションが生まれてくるのです。

私が毎回、↓次の文章を書いているのは、そのためなんです。

 

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。