本日は「サーバント・リーダーシップ」についてパート17です。

前回は、リーダーのモチベーションは自分を主語にしている間は息切れすることがありますが、常にメンバーやチーム、そして「社会」をセルフカウンセリングの主語にすることで、燃え尽きることのないリーダーのモチベーションが生まれてくることをお話しました。

実は今年に入って2人の店長さんから、店舗で話をしている時に「会社の理念が店舗に浸透してくると、自分自身の理念や生き方を会社に合わせておかないと、言行不一致になってしまって自分のメッセージがメンバーにちゃんと伝わらない」という話を聞きました。

品川グループはダイバーシティ(多様性)を尊重しますので、みなさん個々人の生き方はみなさん次第ですが、会社のリーダーとしては経営理念に基づきこの考え方、一方で自分個人としてはまた別の考え方ということでは、メンバーに対して言行不一致になってしまい、ダブルメッセージになることは避けられません。

以前ダイバーシティの項で「理念とビジョンは金太郎飴、個人と個性は100%尊重」という話をしましたが、自分の人生理念をどこまで会社の経営理念に重ね合わせていくのか、立場的リーダー・能力的リーダーそれぞれに選択が求められているのです。

 

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。