前回は「無意識の思い込み、偏見」であるアンコンシャス・バイアスのうち、特に社会的・文化的な性別に対するステレオタイプである「ジェンダーバイアス」について、性別役割意識を助長する思い込みの一つとして、近年特に問題視されていることをお話しました。
内閣府男女共同参画局が行った、令和4年度 性別による無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)に関するアンケート調査よると、男女両方で上位5位以内に入っている項目は、
◯男性は仕事をして家計を支えるべきだ
◯女性には女性らしい感性があるものだ
◯女性は感情的になりやすい
◯育児期間中の女性は重要な仕事を担当すべきではない
で、全てアンコンシャス・バイアスであるにも関わらず、男女とも33%以上の人が「そう思う」+「どちらかといえばそう思う」を選択していたということです。
お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。