本日は「オーバー・ジ・エア(OTA)」についてです。

みなさんは「オーバー・ジ・エア(Over the Air)」という言葉を聞いたことがありますか?

この言葉はもともとIT用語で、「無線で、電波で」という意味になりますが、電気自動車メーカーのテスラが「クルマの機能のアップデート」サービスを始めてから、一気に自動車業界の用語になりました。

つまり、クルマの機能がオンラインでアップデートされるサービスのことで、モーターをプログラムで制御して走る電気自動車に適したサービスと言われています。

電気自動車専業メーカーのテスラは既に、自動運転の新たな機能や、クルマの死角がディスプレイに表示される新機能などを、このOTAにより有料で提供するサービスを全世界で始めています。

トヨタも既に、レクサスLSや MIRAIのアドバンストドライブでこのOTA機能を提供していますが、いよいよ電気自動車(BEV)の「bZ4X」が先月発売され、また「KINTOファクトリー」というOTAサービスの導入が発表されるなど、着々と準備が進められています。

では私たち自動車ディーラーのビジネスが、この「オーバー・ジ・エア(OTA)」によりどう変わるのでしょうか。来週またご説明させていただきます。

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。