本日は「ダム経営」についてです。

みなさんは「ダム経営」という言葉をご存知ですか?

「ダム経営」は、経営の神様と言われた松下幸之助さんが昭和40年不況の時に言った言葉で、あたかもダムに貯めた水をコントロールしながら放出するように、いつ来るか分からない非常事態に備えて常に「資金、設備、在庫、人材」の4つをダムに貯めておく必要がある、という考え方です。

まさに今のような、ウイルスや自然災害、戦争が原因で、原材料が調達できない、設備が壊れて生産できない、在庫が足りない、値段が高騰して仕入れられない、結果的に売上・利益が上がらない、人手不足で採用もままならない時に備えて、企業は生き残るために常に「資金のダム、設備のダム、在庫のダム、人材のダム」を作っておく必要がある、ということです。

現在のような平時には考えられない事態が現実化するにつけ、「ダム経営」の必要性を痛感して、常に緊張感を持って経営に当たりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。