本日は「エンゲージメント」についてパート12です。

エンゲージメントに関連して前回ご紹介した、慶應義塾高校野球部の「エンジョイ・ベースボール」について、もう少しお話したいと思います。同校野球部の森林貴彦監督は、「生徒には自ら考えて動ける人間になって欲しい」と話し、監督と選手のフラットな関係を重んじ、生徒が自由に意見を言える雰囲気づくりを心掛けておられます。曰く、「自分たちで考えて試行錯誤するのはただ楽しいわけではなく、難しいからこそ達成感があります。勝利だけを物差しにすれば、上意下達の方が近道かもしれませんが、人間的な成長を合わせた高校野球の価値を最大化するためには、自分で考えることが欠かせません。」また「考える習慣をつけないと、人生の幸福度は減るのではないかと思います。与えられた環境や指示に愚痴ばかり言って、自分では何も考えようとしない。それで結局、何が自分にとっての幸せなのかもよく分からない、という人生にしないでほしいんです。」エンジョイ・ベースボールによるエンゲージメント向上の基本は、「自ら考え行動すること」なのですね。

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。