10/4★工業高校電気科教員向けの講演を行いました!

こんにちは(^_^)/

10月4日に富山工業高校にて電気科教員の方々向けの講演を行いました!
今回はその様子をご紹介します 😉 

IMG_3497

今回のこの講演は、電気・電子技術を通じてクルマ自体への興味を抱いてもらうことを目的としたもので、講師としてトヨタ自動車国内サービス部の方々にお越しいただきました!

「自動車の高度化に向けた電気・電子技術の進展」をテーマに、現在自動車に使われている電子技術の紹介や、自動運転技術やトヨタ自動車が開発した最新の衝突回避支援パッケージ「トヨタセーフティセンス」についてなど、進歩している自動車技術の中で今後拡大していく電子技術についてたくさんお話しいただきました。

現在トヨタ自動車では、燃料の多様化に向けPHV(プラグインハイッブリッド)、EV(電気自動車)、FCV(燃料自動車)の開発を進めています。

そのなかでも燃料電池自動車の「MIRAI」にはトヨタ自動車が開発した燃料電池技術とハイブリッド技術が融合した「FCシステム」が採用されています。

carlineup_mirai_gallery_05_lb

水素と空気中の酸素の化学反応を利用して電気を作る発電装置があり、走行時にCO2を出さずに水だけを排出します。また、大きな電力を生み出すことが出来るので災害時などには住宅や電気製品に大出力の電気を供給することができます。

またテレビなどで話題の「衝突回避機能」や、現在開発が進められている「自動運転機能」にもトヨタ自動車の高い電子技術が採用されています!

そして整備の現場でも電子技術は重要で、講演の中ではダイアグツールを使った電子関係の故障診断の様子をVTRで見ていただきました。

ダイアグツールとは、電子制御システム(ECU)と通信することによって各電子システムの故障診断や性能向上のためのプログラム書換ができる、複雑な車両整備作業において不可欠なサービスツールです。

 

このように電子技術はこれからのクルマを支えるためにとても重要で、とても進歩しています?

電気科で、電気・電子技術を学ぶ学生さんにもクルマに興味を持ってもらえたら嬉しいです

講演のなかでは自動車に必要な技術・知識習得のための教育ツールをVRとARで体験していただいたりもしました★

IMG_3491

ご参加頂いた教員のみなさん、講師をしていただいたトヨタ自動車国内サービス部の方々、どうもありがとうございました(*^^*)