カテゴリー別アーカイブ: Diary

本日は「バッターボックスに立とう」についてです。

みなさん、野球やソフトボールで「バッターボックスに立つ」経験は、お有りですか?

いざバッターボックスに立つと、ヒットやホームランが打てればカッコいいですが、逆に三振やダブルプレーでチームに迷惑をかける可能性もあります。

そう考えると、バッターボックスに立つのは誰かに譲って、自分はベンチやスタンドで「評論家」になっているのが、一番楽かもしれません。

でも全員がそのように考えるチームだったら、どうなるでしょうか?

自分はやらないけど、誰かがやってくれると考える人ばかりだったら、そのチームはどうなってしまうでしょうか?

一人ひとりが勇気を出して、先ずバッターボックスに立つ、そしてチームのみんなは、例え大きな空振りをしても「ナイススイング!」と応援してくれる、そんなチームでありたいですよね。

そして自らバッターボックスに立って空振りをする人が、実は一度成長できるのです。怖い思い、恥ずかしい思いを自ら進んでできる人に、成長のチャンスと勝利の女神は訪れます。

さあ、先ずバッターボックスに立ちましょう。そしてバットを振ってみましょう。見送り三振ではなく空振り三振でお願いします。チームのみんなは必ず「ナイススイング!」と言ってくれますので。

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを仲間と共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「Start Your Impossible」についてです。

トヨタ自動車のグローバル企業チャレンジ「Start Your Impossible」が発表されたのは、今から5年前の2017年になります。

同時に「すべての人に移動の自由を」という、モビリティカンパニーとしての方向性も示されました。

また豊田章男社長は昨年、「移動」がチャレンジするための障害ではなく、夢を叶えるための可能性になって欲しいという思いから、「可動性」という言葉を使われました。

そして「ImpossibleではなくI’m possible(私はできる)へ」という内容のお話を、トヨタ世界大会でされました。

みなさん、何かチャレンジしようと思っていることを「できない(=Impossible)」と決めている人は、一体誰でしょうか?

それは他人ではありません。実はあなた自身なんです。

できないと思えばできないし、できると思えばできるのです。

Start Your Impossible」とは、「あなたができないと思っていることを、始めてみよう」という意味です。チャレンジは、成長は、まずそこから始まります。

昨年来のオリンピック選手の勇姿を見ていて、改めてそう思いました。

「私たちは、できる。」今年の「クルマを走らせる550万人」のスローガンにも、つながっているんですね。

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを仲間と共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「チームワーク」についてです。

2月に北京オリンピックが開催されましたが、私が一番印象に残っているのは、スキージャンプ混合団体で日本チームが、最初の高梨選手のジャンプが失格になったにもかかわらず、最後まで諦めずに銅メダルまであと一歩の4位に入賞したことです。

高梨沙羅選手の一回目のジャンプが失格になったことには様々な問題提起がされていますが、私が注目したのはその後、高梨選手が泣きながら二回目ジャンプをしっかり成功させたこと、また他の3人のチームメイトが集中力を切らさずにベストのジャンプを繰り返したことです。

誰しも最善を尽くしている中で、何かの理由でミスや失敗は必ず起きるものです。大切なのはその後で、どのように次の行動ができるかだと思います。そこには常にベストを尽くすこと、例えどんな状況になっても、仲間や応援してくれる人のために最後まで全力を尽くすことが大切なのだと思います。

いい時は自然とチームワークが発揮されますが、状況が悪い時こそ真のチームワークが試されます。「ONE TEAM」の真価が問われるのは、まさに今の局面だと思います。

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを仲間と共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「YOUの視点」についてです。

みなさんは、トヨタ自動車の豊田章男社長がよく言っておられる「自分以外の誰かのために頑張る」と聞かれて、どう思われるでしょうか?

感じ方は人それぞれだと思いますが、実は仕事で成功している人や、幸せな人生を送っている人の共通項の一つが、この「自分以外の誰かのために頑張る」ことができるかどうかだと思うんです。

自分が仕事で成功して幸せになるために、頑張って実績を上げるのか、

それともお客さまや仲間の笑顔のために、また愛する家族や親孝行のために頑張ったら、実績が上がったのか、

どちらも正解だと思いますが、前者は「もういいや」と息切れしがちなのに対し、後者を本気で思っている人は、いつまでたってもモチベーションが途切れないのだと思います。

昨年来オリンピック選手のインタビューを聞いていて、成功者は必ず「YOUの視点」で自分以外の誰かのために頑張り、極限状態で先ず「感謝」を口にするのだなと思いました。

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを仲間と共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「人の力を借りられる能力」についてです。

人間、一人の力でできることは限られていますが、組織・チームの力でより大きな成果をあげることが可能になります。

その際に重要になるのが「人の力を借りられる能力」です。アメリカの鉄鋼王アンドリュー・カーネギーの墓碑には「己よりも優れた者と共に働く技を持つ者ここに眠る」と刻まれているそうです。

それでは、どうすれば「人の力を借りられる能力」を身につけることができるのでしょうか?

様々な方法があると思いますが、私はまず「自分以外の誰かのために頑張れる人間になる」ことだと思います。

お客さまのために頑張れると、お客さまが応援してくれる。

仲間のために頑張れると、仲間が応援してくれる。

地域社会のために頑張れると、地域社会が応援してくれる。

「人の力を借りられる能力」とはつまるところ、「自分以外の誰かのために頑張れる能力」のことだと思います。

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを仲間と共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「重要な参考情報」についてです。

以前ある経済団体主催の講演会で、警視総監や内閣危機管理監を務めた警察庁OBの方のお話を聞く機会がありました。

内容は「危機管理のマネジメント」的なテーマだったと思いますが、その中で私が今も鮮明に覚えているのが「部下の進言は重要な参考情報」という言葉です。

組織のリーダーは常に判断と選択を求められますが、その中で部下からのメッセージは「重要な参考情報」として最大限の尊重をしつつ、最後は自身が責任を持って理念やビジョン、データやリスクに基づいて判断していくという、リーダーとしての基本姿勢を学ばせていただきました。

と同時に、私自身が誰かにメッセージする場合も常に「重要な参考情報」としてお伝えする様に心がけています。

自分をコントロールするのは他でもない自分自身であるという自覚と、他人は常に「重要な参考情報」を提供してくれる有難い存在として、感謝の気持ちを持つことが大切だと思います。

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを仲間と共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「幸せの青い鳥」についてです。

みなさんは、ベルギーの詩人メーテルリンクの童話「青い鳥」をご存知でしょうか?

この童話は、主人公の兄妹チルチルとミチルが、クリスマス前夜に魔法使いのおばあさんに頼まれて、妖精に導かれながら「幸せの青い鳥」を探すお話です。

チルチルとミチルは様々な場所を訪れますが、結局青い鳥を持ち帰ることはできず、翌朝お母さんに起こされて目が覚めると、部屋の中の鳥かごの中に「青い羽根」を見つける、というストーリーです。

つまり「幸せの青い鳥」は、実は手の届く身近なところにいる、ということにチルチルとミチルは気づくのですが、これは「ウェルビーイング(心身ともに健康で社会的にも良好な状態)」にもつながる考え方です。

私たちは、とかく「幸せの青い鳥」を探して満たされない思いを持ってしまいがちですが、実は健康であることや、家族や仲間のサポートなど、身近なところに普段は気づかない幸せがあり、それに感謝することが大切なのだと思います。

これからも身近な「幸せの青い鳥」に感謝して、ウェルビーイングな日々を過ごしましょう。

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを仲間と共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「Beの幸せ、Doの幸せ」についてです。

3日連続で「前輪が理念、後輪が利益」に関連する話になりますが、今日もセコム会長さんの「Beの幸せ、Doの幸せ」という言葉をご紹介します。

曰く「Beの幸せ」とは、健康である、仲間がいるといった喜び。

一方「Doの幸せ」とは、何かしら物事を成し遂げたときの喜び。

どちらの幸せも大切だけれど、大切なのはその順序で、「Beの幸せ」があってその先に「Doの幸せ」がある。

Beの幸せは「ウェルビーイング(身体的にも、精神的にも、社会的にも良好な状態)」とも言い換えられますが、社員が生き生きとして幸せでなければ成長は意味がない、もっと言うと、社員の幸せなき成長はしてはならないのだと思います。

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを仲間と共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「君子は義に喩(さと)り、小人は利に喩る」についてです。

前々回からお話している「前輪が理念、後輪が利益」に関連する話として、論語という中国の古典に「君子は義に喩(さと)り、小人は利に喩る」という言葉があります。

現代語に訳すと「立派な人物は、それが正義であるかどうかをすぐに考えるが、つまらない人物は、利益になるかどうかとすぐに考える」ということです。

昨今コンプライアンス(法令遵守)について様々な取組みを行っておりますが、大切なのは先ずそれが社会的に正しいこと(正義)かどうかを考えることであって、間違っても利益のために仕方なく、社会的に正しくないことをしてはならないということです。

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「社会にとって正しいかどうか」についてです。

昨日はセコム会長さんのお話「前輪が理念、後輪が利益」をご紹介しましたが、セコムの企業理念「社会に有益な事業を行う」は、本当に素晴らしい理念だと思います。

私たちが日々の企業活動を行う中で、理念は会社としての社員共通の判断基準として存在しますが、セコムの場合それが「社会にとって正しいかどうか」ということなのです。

もちろん利益は企業存続のために必要不可欠ですが、その前提、土台にあるのが判断基準としての「理念」であり、まさに理念と利益はクルマの両輪(前輪と後輪)なのだと思います。

ちなみに品川グループの理念「すべての人々の幸せと発展のために。」(三方よし)は、具体的に言うと次の通りです。

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを仲間と共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。