本日は「稲盛和夫語録」についてパート7です。

前回は故稲盛和夫さんのポジティブな「考え方」に関する言葉、「労苦とは、自らの人間性を鍛えるための絶好のチャンス」をご紹介しました。

今日はこのシリーズの最後として、「現在の状態は過去の自分自身の努力の結果であって、未来はこれから自分が払う努力の結果で決まる」をご紹介します。

現在の状態は人によって様々ですが、それは「過去の自分自身の努力の結果」であって、残念ながら過去は変えられません。

一方で自分と未来は変えられますので、「未来はこれから自分が払う努力の結果で決まる」のであり、考え方と努力次第ではバラ色の未来を作ることができます。

「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」を稲盛さん流の「考え方」で言うと、「現在の状態は過去の自分自身の努力の結果であって、未来はこれから自分が払う努力の結果で決まる」になるのだと思います。

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「稲盛和夫語録」についてパート6です。

前回は故稲盛和夫さんの言葉「楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する」をご紹介して、「考え方」をコントロールすることの重要性についてお話しました。

今日はもう一つ稲盛さんの「考え方」に関する言葉、「労苦とは、自らの人間性を鍛えるための絶好のチャンス」をご紹介します。

「労苦」をググると、「心身が疲れ苦しい思いをすること、苦労すること」とあります。誰しも「労苦」は避けたいものですが、それを「人間性を鍛えるための絶好のチャンス」と考えることができれば、「労苦」への向き合い方も変わってくるというものです。

品川グループの行動指針にも「ポジティブ」がありますが、何事も前向きに捉える「考え方」は、人生の幸せ(=ウェルビーイング)、「ビジネスはサクセス、プライベートはハピネス」をもたらしてくれると思います。

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「稲盛和夫語録」についてパート5です。

前回は故稲盛和夫さんの言葉「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」の「考え方」についてお話しましたが、今日は関連した稲盛さんの言葉「楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する」をご紹介します。

何事も新しいことを始める時の「考え方」として、先ず「楽観的に構想し」て成功した時のバラ色の未来を思い描き、次に「悲観的に計画し」て現実を直視し、そして必ずできると信じて「楽観的に実行する」ことが大切だと説かれています。

京セラという大企業を一代で創業されただけでなく、NTTに対抗してKDDIを立ち上げたり、不可能と言われたJALの再建を成し遂げたりと、稲盛さんの経営手腕は凄いの一言ですが、やはり大切なのは自分の「考え方」のコントロールであり、特に実行段階において「楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する」ことが、成功・達成の要諦であると思います。

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「稲盛和夫語録」についてパート4です。

前回は稲盛さんの著書「生き方」と「考え方」の中から、「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」をご紹介しました。

決して諦めずに、結果が出るまで「熱意」を持ち続けられるかどうか、また結果が出るまで努力して、自分の「能力」を向上し続けられるかどうか、それはひとえにその人の「考え方」次第だと申し上げました。

それでは「考え方」とは、具体的にどのような事を言うのでしょうか?

例えば品川グループの「行動指針」が、稲盛さんの言う「考え方」に当てはまると思います。

自分や自分のチームは必ずいつか達成できるという「ポジティブ」な考え方や、できるまで「チャレンジ」するという決して諦めない考え方、また常に自分やチームの「成長」を目指し「改善」を重ねるという考え方、そしてお世話になっている人に恩返しをするという「感謝」や「貢献」の考え方など、「考え方」にはその人の「生き方」が反映されるのだと思います。

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「稲盛和夫語録」についてパート3です。

前回は稲盛和夫さんの著書「生き方」と「考え方」の中から、「動機善なりや、私心なかりしか」という言葉をご紹介しました。

今日も稲盛さんの上記2冊の著書の中から、「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」をご紹介したいと思います。

人が何かに取組む場合、必ず結果がついてきてしまいます。その結果を分析すると「考え方」と「熱意」と「能力」の掛け算になっているというのが、稲盛さんの教えです。

普通に考えると「熱意×能力」であるような気がしますが、そこに更に「考え方」が掛け算されているのがミソで、結果が出るかどうかはその人の「考え方」に大きく左右されるという教えになります。

決して諦めずに、結果が出るまで「熱意」を持ち続けられるかどうか、また結果が出るまで努力して、自分の「能力」を向上し続けられるかどうか、それはひとえにその人の「考え方」次第だと私も思います。

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「稲盛和夫語録」についてパート2です。

前回は先週亡くなられた稲盛和夫さんの「会社を健全な発展に導くことを通じ、一人でも多くの人を幸せにすることが経営者の使命」という言葉をご紹介しました。

私は稲盛和夫さんの著書「生き方」と「考え方」が好きですが、今日はその中から「動機善なりや、私心なかりしか」という言葉をご紹介します。

人は常に何かしらの判断、選択をしながら日々生きていますが、時に自分や関係する人々の人生をも左右する、重大な決断をしなければならないことがあります。

特に会社の経営者・幹部ともなると、日々の判断や選択が会社の将来や従業員の人生を左右してしまうことがあり、その責任は重大です。

そのような重大なことを日々決断していくにあたって、指針となるのが「動機善なりや、私心なかりしか」という言葉です。

これは事の大小に関わらず、かけがえのない自分や大切な人々の将来に影響を与える決断をする場合において、この「動機善なりや、私心なかりしか」という言葉は、常に立ち返り自問自答することができる素晴らしい言葉だと思います。

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「稲盛和夫語録」についてです。

先日、京セラを創業しKDDIの設立やJALの再建にも関わられた、稲盛和夫さんが亡くなられました。

稲盛さんは松下幸之助さんと並び、多くの経営者に影響を与えた人物として知られ、特に理念に基づく経営の重要性について「盛和塾」という私塾で多くの経営者に伝えられました。

ちなみに京セラの社是は「敬天愛人(天を敬い人を愛する)」という稲盛さんの出身地鹿児島の偉人である西郷隆盛の言葉で、

また京セラの経営理念は「全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、人類、社会の進歩発展に貢献する」になりますが、

稲盛さんは常に「会社を健全な発展に導くことを通じ、一人でも多くの人を幸せにするという経営者の使命に変わりはない」と話され、リーダーが人間性を磨き、理念から一貫したマネジメントを行うことの重要性を解き続けられました。

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「リーダーシップ」についてパート4です。

前回は4人チームでの登山を例に、「能力的リーダーシップ」はチームのメンバー全員が、それぞれの個性や特長を活かして発揮することができることをお話しました。

それでは能力的リーダーシップは、個性や特長によって人それぞれ役割が予め決まっているのでしょうか?

私は能力的リーダーシップは、誰もが立場や肩書き、個性や特長に関わらず、状況に応じて臨機応変に発揮できるものだと思っています。

例えばミーティングの場が盛り上がらず、話がなかなか進まない場合に、誰かが意図的にたたき台となる意見を言って、仲間の発言を促すという能力的リーダーシップを発揮することができます。

また逆にチームで話が盛り上がり過ぎて、脱線したりリスクを軽視したりする恐れがある場合は、誰かが意図的に慎重意見を言って、議論の方向修正をすることもできます。

このように能力的リーダーシップは、その人の立場や肩書き、個性や特長に関わらず、チームや仲間に貢献するために、状況や場合に応じて臨機応変に発揮することができるものなのです。

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「リーダーシップ」についてパート3です。

前回は別名ヘッドシップとも言われる「立場的リーダーシップ」と、立場に関わらず誰でも発揮できる「能力的リーダーシップ」についてお話しました。

では具体的に「能力的リーダーシップ」とは、どのように発揮したらいいのでしょうか?

例えば4人チームで一列になって山に登っているとします。

先頭の一番登山経験のある人は、登山道を間違えずに適切なペース配分で、他の3人の経験や体力も考えながらチームを引率します。

2番目の明るく陽気な人は、常に景色を見ながらみんなに絶景ポイントを伝えたり、疲れた時に面白いことを言ってみんなを笑かしたりして、チームを元気にします。

一方3番目の落ち着いて慎重な人は、常に冷静にチームを見て暴走・脱線やオーバーペースを監視します。

そして一番後ろの立場的リーダーは、全体の責任を負って3人の様子や天候などを見ながら、予定通り山頂を目指すかどうかの最終判断を行います。

このように「能力的リーダーシップ」はチームの全員がそれぞれ発揮することができ、チームを達成・成功へと導きます。

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「リーダーシップ」についてパート2です。

前回はソニー創業者の井深大さんのお話をもとに、「リーダーシップとは周囲への肯定的な影響力」のことであり、また職場の上長が発する「ヘッドシップ」とは異なり、誰でも発揮することができることをお話しました。

このヘッドシップのことを別名「立場的リーダーシップ」と言い、また一方で立場に関わらず誰でも発揮できるリーダーシップのことを「能力的リーダーシップ」と言います。

もちろん組織を円滑に運営するためには「立場的リーダーシップ」も必要ですが、チームのため、仲間のためににメンバー全員がいかに「能力的リーダーシップ」を発揮し合えるかが、チームの強さの秘訣であり、チームワークの源であると思います。

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。