作成者別アーカイブ: 品川 祐一郎

本日は「4つの自信について」パート2です。

先週は「主体的に仕事に関わっていく状態、熱意」を表すワーク・エンゲージメントと、それに関連して「4つの自信」(①会社への自信、②商品への自信、③職業への自信、④自分への自信)についてお話しました。

それでは、①自分が入社した「会社」への自信、②自分が販売する「商品」(提供するサービス)への自信、③自分が選択した「職業」への自信、④そして「自分自身」への自信は、なぜ必要なのでしょうか?

その逆を考えてみれば、分かりやすいと思います。例えばみなさんがお客さんの立場だとして、

①販売担当者が信頼していない会社が扱う商品を、買いたいと思うでしょうか?

②販売担当者が自信を持って勧められない商品を、買おうと思うでしょうか?

③担当者が嫌々やっているサービスを、受けたいでしょうか?

④そして自信の無い担当者が提供するサービスを、わざわざ受けたいでしょうか?

やっぱり「4つの自信」である

①会社への自信

②商品への自信

③職業への自信

④自分への自信

は、お客さまの立場に立つと大変重要であることが、よく分かると思います。

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「4つの自信」についてです。

昨日まで「主体的に仕事に関わっていく状態、熱意」を表すワーク・エンゲージメントについてお伝えしました。

では、ワーク・エンゲージメントが高まっていくと、職業人としてどのような「自信」を持てるのでしょうか?

私は「4つの自信」が持てるようになると思います。それは、

①会社への自信

②商品への自信

③職業への自信

④自分への自信

の4つです。ワーク・エンゲージメントが高まると、①自分が入社した「会社」への自信、②自分が販売する「商品」(提供するサービス)への自信、③自分が選択した「職業」への自信、④そして何よりも「自分自身」への自信が、高まります。

そしてその「4つの自信」は、お客さまや職場の仲間、地域社会のみなさんにポジティブに伝わっていき、ブランドや誇り(プライド)になっていくのだと思います。

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「ワーク・エンゲージメント」についてパート3です。

昨日は「ワーク・エンゲージメント」が高い状態(=ES向上)が、生産性の向上や働きがい、そしてウェルビーイング(=幸せ)につながることについてお話しました。

それでは「ワーク・エンゲージメント」が高い状態、つまりESが向上している状態とは、具体的にどのような状態なのでしょうか?

北里大学の島津明人教授の研究によれば、次の9つの要素によって測れるそうです。

①仕事が好き!であること

②成長を実感できていること

③体調がいいこと

④支援を得られていること

⑤よい上司・仲間に恵まれていること

⑥承認されていること

⑦会社の想いに共感していること

⑧職場の雰囲気がいいこと

⑨環境・制度が整っていること

この9つの要素には「会社が頑張ること」と「社員のみなさんがそれぞれの職場で取り組まれること」の両方が含まれています。

つまり会社と、職場のリーダーのみなさん、そして一人ひとりの社員のみなさんの「チームワーク」が、ES向上には必要になります。

私も会社で頑張りますので、みなさんもそれぞれの職場でよろしくお願いいたします。

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを仲間と共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「ワーク・エンゲージメント」についてパート2です。

前回は「ワーク・エンゲージメント」について、「主体的に仕事に関わっていく状態、熱意」とお伝えしました。

では、なぜ「ワーク・エンゲージメント」が大切なのでしょうか?

ワーク・エンゲージメントが高まるということは、社員のみなさんの「自発的に働きたい」という願望が強くなり、「生産性の向上」や「働きがい」につながります。

また、仕事が好きであるとか、成長を実感できているとか、仲間に承認されているなど、仕事に対するポジティブな感情が持てるようになり、心身ともに健康で社会的にも良好な状態(=ウェルビーイング)にもつながります。

ぜひこの「ワーク・エンゲージメント」の高い状態(=ES向上)を、職場を上げて目指していきましょう。もちろん、私も自分の会社で頑張ります。

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「ワーク・エンゲージメント」についてです。

みなさん「エンゲージメント」という言葉を聞いたことがありますでしょうか?

「エンゲージメント」はモチベーションとほぼ同じ意味の言葉で、「主体的にものごとに関わっていく状態、熱意」を表します。

よって「ワーク・エンゲージメント」とは、「主体的に仕事に関わっていく状態、熱意」という意味になります。

実は日本の「ワーク・エンゲージメント」は、国際的に見て大変低い水準にあります。日本企業は総じてしっかりした業績を上げているものの、従業員の仕事に対する熱量は残念ながら低い状態ということです。

この「ワーク・エンゲージメント」は、もちろん会社の問題であり経営者の責任になりますが、一方でみなさん自身が「日々の働きがい」をどのように捉えているか、という問題でもあります。

今週はこの「ワーク・エンゲージメント」について考えたいと思います。

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「自分ブランドの確立」についてです。

先日の富山県経営者協会での勉強会で、ある県内企業の女性社長さんから、「自分ブランドの確立」というお話を伺いました。

その企業さんでは、お客さまと接する一人ひとりの社員さんが、会社を代表してサービスをご提供するにあたり、自信と誇りと自覚を持って仕事に取り組めるよう、「自分ブランドの確立」ということをみなさんで意識されているそうです。

素晴らしいなと思いました。会社のためにCSを良くしなければ、という考え方では、やっぱり「やらされ感」を感じますよね。

一人ひとりがプロフェッショナルとして、かけがえのない「自分ブランドの確立」のために、日々の接客や行動を常に意識して行っていく、うちもこういうチームでありたいなと素直に感じた次第です。

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを仲間と共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「他人は変えられない」についてです。

今回のロシアのプーチン大統領が始めた隣国ウクライナへの侵略戦争は、現代社会においてはロシアにとっても国際社会にとっても、全く無意味な「国際法違反のテロ行為」であって、断じて許すことはできません。

ではなぜプーチン大統領ほどの経験豊富な人物が、このような判断ミスを犯すのでしょうか?

それは「他人は変えられる」と思っているからです。

ウィリアム・グラッサー博士の提唱する選択理論心理学においては、他人を力で変えようとする「外的コントロール」では「他人はコントロールできない」とされています。

武力行使という究極の「外的コントロール」を駆使したところで、国内外の人々は恐怖から従ったフリをするだけで、心の中では憎悪と反感しか覚えないことでしょう。

他人に与えられるのは「情報と体験」だけであって、自分が変わるか変わらないかは、本人の選択次第です。

繰り返しますが外的コントロールを使ったところで「他人は変えられない」ので、「有益な情報と価値ある体験」を提供して、本人自らの自己変革を促していきましょう。

さしずめプーチン大統領には、「反戦の国際世論」という情報と、「経済制裁」という体験でしょうか。

あと、仮に攻めてもあの国には勝てないと思わせる、経済力や外交力も含めた「国力」を、主権国家がみな備えることも大切だと思います。

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを仲間と共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「花とミツバチの関係」についてです。

トヨタの新型電気自動車「bZ4X」が発売されました。

またソニーとホンダが電気自動車の開発で提携する発表もありましたが、トヨタも2030年には、生産されるクルマの3台に1台を電気自動車にする計画が昨年12月に発表され、今後は「急速充電器」のニーズがますます高まります。

水素ステーションの時も同様でしたが、きっとこれからトヨタの中でも「急速充電器が少ないから電気自動車が売れない」、「電気自動車が売れないから急速充電器が増えない」という、「タマゴが先かニワトリが先か」という議論が増えると思いますが、トヨタ自動車の豊田章男社長はこの新しいモビリティとインフラの関係を、「花とミツバチの関係」と言っておられます。

つまり「タマゴが先かニワトリが先か」の議論では、結局「出来ない」ことの言い訳にしかなりませんが、「花とミツバチの関係」であれば、それぞれ全く別の種類の植物と生物が、長い年月をかけて進化して世界中で共存共栄している実例になります。

何事も出来ない言い訳を考える前に、「花とミツバチの関係」のように出来ている事例をもとに、出来る方法をポジティブに考えたいと思います。

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを仲間と共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「忠恕の心」についてです。

次の一万円札の肖像画になる渋沢栄一翁ですが、著書である「論語と算盤」で多用されているのが、「忠恕」という言葉です。

「忠恕」は論語の一節にある言葉で、他人に対する「真心のこもった思いやり」を表します。また辞書でググると「自分の良心に忠実であること、他人に対する思いやりが深いこと」とあります。

数多くの企業の設立に関わった渋沢栄一翁ですが、大河ドラマにあったように後半生は社会福祉と国際親善に務められました。まさに「忠恕の心」を実践されたのです。

ていうか、渋沢栄一翁にとって多くの企業の設立そのものが、「忠恕の心」の実践であったのだと思います。何しろ企業とは、売り手よし、買い手よし、世間よしの「三方よし」を実現し、多くの人々に生活の糧を与え、生み出した利益から納税して社会を支える仕組みなのですから。

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを仲間と共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「誰一人取り残さない」についてです。

SDGsの基本理念の一つに「誰一人取り残さない」があります。SDGs17の目標(Goals)を、地球上の全員で達成しようという考え方です。

誰かは成功して幸せになるけれども、誰かは取り残されて幸せになれない、そんな社会を国連が定めたSDGsは目指していない、ということです。

私たちの生き方、考え方はいかがでしょうか。縁ある人々に対して、また会社やチームの仲間に対して、「誰一人取り残さない」という思いを抱けていますでしょうか。

SDGsの基本理念「誰一人取り残さない」は、チームワークやONE TEAM(ワンチーム)という言葉の、本質を言い表しているのだと思います。

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを仲間と共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。