本日は「サーバント・リーダーシップ」についてパート8です。

前回は、サーバント・リーダーシップの具体的な行動の4つ目である「気づき(Awareness)」とは、物事を客観的に見て本質を見極めたり、今まで目を向けていなかったことに目を向けられるようになることであり、日々の様々な変化や自分の五感を通した新しい情報から気づきと学びを得て、自身や仲間の成長に貢献できるようになる能力であることをお伝えしました。

そして今回は、サーバント・リーダーシップの具体的な行動の5番目「説得(Persuasion)」についてお話したいと思います。

説得とは組織の中で意思決定するにあたり、地位に基づく権限によってメンバーを従わせるのではなく、きちんと説明したり意見を聞くなどして、メンバーの納得を得られるように努力していくことを言います。

この納得・説得が不十分であると、メンバーのモチベーションは下がっていくことが予想されます。

そうならないようにするためには、先ず組織の意思決定の目的や背景、理由をしっかりとメンバーに伝え、それがちゃんと伝わっているか双方向のコミュニケーションにより確認し、意見や解釈の相違がある場合には粘り強く交渉して理解を得る姿勢(=説得力)を身につけることが、リーダーシップには大切になってくるのです。

 

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「サーバント・リーダーシップ」についてパート7です。

前回は、サーバント・リーダーシップの具体的な行動の3つ目である「癒し(Healing)」とは、心を癒してくれたり、本来持っている力を回復させてくれたり、チーム内で欠けているものを補ってくれるリーダーシップであるとお伝えしました。

そして今回は、サーバント・リーダーシップの具体的な行動の4番目「気づき(Awareness)」について、お話したいと思います。

気づきとは、物事を客観的に見て本質を見極めたり、変化を察知したりする能力のことを言います。

また今まで目を向けていなかったことに、目を向けられるようになることでもあります。

この「気づき」の能力を身につけることにより、日々の様々な変化や自分の五感を通した新しい情報から、多くの気づきと学びを得て自身の成長につなげるとともに、仲間の成長にも貢献できるようになります。

ですのでぜひ日々観察眼を持って、周囲や仲間の状況や変化を的確に見極め、気づきを得たり気づきを促すことによって、自身や仲間の成長に貢献していきたいものですよね。

 

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「サーバント・リーダーシップ」についてパート6です。

前回は、サーバント・リーダーシップの具体的な行動の2つ目である「共感(Empacy)」とは、相手(メンバー)の話を理解して共感することに全力で取り組むこと、またメンバーは常にその時点の最善を尽くしていると考え、親身になって話を聞くことが大切であるとお伝えしました。

そして今回は、サーバント・リーダーシップの具体的な行動の3番目「癒し(Healing)」について、お話したいと思います。

リーダー自身も含めて、チームのメンバーが常に強い気持ちを持ち続けることは、大変なことです。時には落ち込んだり、傷ついたり、不安になったりすることもあると思います。

そんな時に、心を癒してくれたり、本来持っている力を回復させてくれたりするリーダーシップがあると、メンバーは心強いものです。

仲間を笑かして明るく元気にしてくれたり、チーム内で欠けているものがあれば自ら積極的に補おうとする姿勢も、サーバント・リーダーシップの大切な役割になりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「サーバント・リーダーシップ」についてパート5です。

前回は、サーバント・リーダーシップの具体的な行動の一つである「傾聴(Listening)」には、自分の内なる声を「セルフカウンセリング」することも含まれ、まず自分の願望を理解することが、他人(メンバー・後輩・友人・家族)の願望、内なる声を理解することにつながることをお伝えしました。

続いて今回は、サーバント・リーダーシップの具体的な行動の2つ目「共感(Empacy)」についてお話します。

相手(メンバー)の話を理解して、「共感」することに全力で取り組むこと、またメンバーは常にその時点の最善を尽くしていると考え、親身になって話を聞くことが大切になります。

これは常に相手に共感することで、メンバーとの心の距離を縮め、またメンバーの言動は常にその時点での最善であると考え、親身になって関わる(寄り添う)ことが、サーバント・リーダーシップの大切な行動の一つになりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「第48回トヨタモビリティ富山ふれあいグリーンキャンペーン」についてです。

昨日、富山県庁に横田副知事を訪ねまして、毎年恒例の桜の苗木100本を寄贈してまいりました。

この「ふれあいグリーンキャンペーン」では、富山トヨペット時代の昭和51年から48年間にわたり、トヨタ自動車とともに毎年桜の苗木を富山県に寄贈しておりまして、今年で累計4,700本になります。

今年贈呈したのはジンダイアケボノという品種の桜の苗木100本で、これから県内11ヶ所に植樹され、植樹式は6月3日(土)に高岡市戸出にて行われます。

メーカーの旧トヨペット店向けのキャンペーンは今年で終了しますが、トヨタモビリティ富山は2050年カーボンニュートラルの実現と、花と緑にあふれる郷土富山を目指して、ふれあいグリーンキャンペーンを独自に継続してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「サーバント・リーダーシップ」についてパート4です。

前回は、サーバント・リーダーシップの具体的な行動の一つである「傾聴(Listening)」には、自分の内なる声と対話することも含まれ、自分が本当は何を欲しているか、自分を理解することが重要とお伝えしました。

自分の内なる声、自分の本当の願望を「セルフカウンセリング」する方法は、以下の通りです。

 

私は何を求めているのか?

私にとって一番大切なものは何か?

私が本当に求めているものは?

 

実はよく考えたことが無かったりします。さらに、この「私」の部分を〇〇と置き換えて、そこにメンバー(部下)や後輩、友人、家族の名前を入れてみてください。

 

〇〇は何を求めているのか?

〇〇にとって一番大切なものは何か?

〇〇が本当に求めているものは?

 

実は自分(私)の願望・内なる声も理解できていないのに、コントロールできない他人(メンバー・後輩・友人・家族)の願望・内なる声を、理解できるはずがないと思いませんか?

 

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「サーバント・リーダーシップ」についてパート3です。

前回は「サーバント・リーダーシップ」の具体的な行動として「傾聴する(Listening)」をご紹介しました。

そしてリーダーがメンバーの話を「全力で傾聴する」ことにより、チームの心理的安全性が高まり、チームのコミュニケーション力と意思決定力が強固になり、強いチームとチームワークが実現することをお伝えしました。

またサーバント・リーダーシップを提唱したロバート・K・グリーンリーフは、その著書「サーバントであれ」の中で、「傾聴には自分の内なる声と対話することも含まれる。さらに重要なのは自分の内なる声と対話すること、自分が本当は何を欲しているか、自分を理解することが重要」とも述べています。

自分の内なる声、自分の本当の願望を「セルフカウンセリング」することが、むしろメンバーの話を「全力で傾聴する」ために重要なのだと言っているのです。深いですよね。

 

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「サーバント・リーダーシップ」についてパート2です。

前回は「サーバント・リーダーシップ」とは、組織のミッション(使命)やビジョンを掲げ、メンバーに奉仕しながら、メンバーが成長できるように導くリーダーシップであるとお伝えしました。

それでは「サーバント・リーダーシップ」の具体的な行動を、いくつかご紹介したいと思います。最初の今回は「傾聴する(Listening)」です。

サーバント・リーダーシップを提唱したロバート・K・グリーンリーフは、その著書「サーバントであれ」の中で、傾聴について「メンバーの話を全力で傾聴することによって、コミュニケーション力と意思決定力を強固にする」と述べています。

リーダーがメンバーの話を全力で傾聴することにより、チームの心理的安全性が高まり、チームのコミュニケーション力と意思決定力が強固になり、強いチーム、そしてチームワークが実現するのだと思います。

 

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「サーバント・リーダーシップ」についてです。

みなさん、サーバント・リーダーシップという言葉をご存知ですか?

サーバントとは「人に仕える人」という意味で、一般的には召し使いとか奉仕者と訳されますが、そこから転じて「メンバーに奉仕するリーダーシップ」という意味になります。

リーダーがメンバーに仕える、奉仕するなんて、何だか逆のような気がしますが、心理的安全性やパーパス(目的)経営が注目される多民族国家のアメリカで、最近広まっている考え方です。

つまり「サーバント・リーダーシップ」とは、組織のミッション(使命)やビジョンを掲げ、メンバーに奉仕しながら、メンバーが成長できるように導くリーダーシップのことですが、今回からシリーズでこの「サーバント・リーダーシップ」についてお話させていただきます。

 

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は「人の器(うつわ)」についてパート2です。

前回は、意見や考えが異なるメンバーがいるからこそ、チームは成長できるし成果を出せること、またお互いに価値観が違うからこそ、協力することでそれぞれの強みを生かせることをお話しました。

また異なる価値観を受け入れる度量のことを、その人の「器(うつわ)」ということもお伝えしました。

特にリーダーには「器の大きさ」が求められると同時に、俺についてこい!式の昭和なマネジメントではなく、チーム内に存在する価値観の違いを許容し、むしろそれらを土台に対話や議論を発展させていける能力が求められています。

自分の価値観を大切にしながら、相手の価値観も尊重することができる。職場に心理的安全性を育んでいけるのは、そういうリーダーだと思います。

 

お客さまの幸せのために、仲間の幸せのために、地域社会の幸せのために、できることを共に考えますので、どうぞよろしくお願いいたします。